人一般についてのだいぶ前からの持論です。スピノザの哲学でもありますけど、力をつけていくことは自由になっていくことで喜びです。なので、知は力であり、本来何か知っていくこと自体が喜びなのです。落ち着くかどうかわからないけど、この学校なら力がつく、この教師の元なら力を安心して伸ばしていける。そういう場所なら生徒たちは基本的にひどく荒れないと思います。
いじめも少なくなると思います。希望のある、力を伸ばしている感覚、喜びの感覚に溢れている若者が他者を傷つける暇なんてないからです。
自分がどれだけできているかは正直自信はないのですが、自分の教育設計、関わりは、子どもたちにとってどういう意味があるのか、子どもたちの力を伸ばしていくことにどのようにつながっているのか、そういうことはデフォルトの問いとして自分の中に常にあります。