今日からこの本を再読。この前、ぱらっとめくったら、牧口常三郎と同じで生命の伸張を価値論の視点にしていたのにびっくりした。僕は基本的には牧口常三郎とアレグザンダーの哲学でいい。
 
牧口常三郎みたいにヘルバルト教育学を修正できるくらい知性が自分にあればいいのだけど、残念ながらなさそうです。これがカント哲学を継承した人の力なのかと思う。経験的に得た概念を修正するのが哲学の仕事だというカント、ヘルバルトの考え方。日常生活ではむしろ必要なことだし、子どもたちに継承していかないといけない。それほど難しいことではないか。小学生の子どもたちは、経験から自然に対して素朴なモデルを持っている。それが実験によって修正される。そんなことは理科でいくらでも起きる。概念、理論の修正は哲学だけじゃない科学的な思考でもある。
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