カント哲学者の方が40年間かけて得られた結論を惜しみなく教えてくれる講演。すごく面白かったです。この先をもっと知りたいというところで終わってしまいましたw
続きは福谷先生の著書で!!!!!!!
カントは晩年、スピノザの哲学から自分の哲学を考え直していたとか。面白そうすぎます。
この講演だけでも、なんでカントはアプリオリな思考法を採用するのか、カントが問題としていた思考法に対してとカント哲学考えると、確かに福谷先生がおっしゃるようによりカント哲学を立体的に理解できそうです。
カント以前の形而上学は物事を単体として捉え、「系列」として全体化して完結させる、物事を認識できたとする手段であるとする。これが形而上学の誤謬の根源にある。
この講演にないけれど、これに対してカント哲学。アプリオリに全体から部分にいくアプローチをとるんだな、おそらく。
「カントへの私の道」

https://www.soka.ac.jp/files/ja/20220404_111509.pdf

 

ここにトポスという原理がある。竹田青嗣さんや苫野一徳さんの欲望論の哲学よりもメタな視座がある。
牧口常三郎『人生地理学』とトポスの問題」中島岳志