「既知のことを使って統合して新しい知識を構築する」というのは
「類化作用」というヘルバルト教育学で言われていることと同じ。
約200年前から主張されていることで、まったく新しくないと思う。
新しいか古いかなんて、どうでもいいけれど、大事な考え方であるに違いない。
というか、ヘルバルト教育理論の正しさが脳科学などを取り込んだ認知科学の研究によって新たに証明されたというところか。


スペンサーの二育論を三育論に曲げて国内に紹介してしまう日本のスペンサー受容史から考えても、
日本という国の昔の研究者は海外の研究を基本的に正確に輸入してきていないところがあるようです。三育論は間違ったまま根付いてしまっている…。そして道徳の教科化です…。真面目に日本の公教育に知識偏重だった時代はないと思う(一部にはあったのかもしれないけれど)。


それこそこんなこと考えている場合ではないか…。だらだらしていたらこんな時間になってしまった。