読書 マリリン バーンズ

50 Problem Solving Lessons: Grades 1-6, the Best from 10 Years of Math Solutions Newsletters

50 Problem Solving Lessons: Grades 1-6, the Best from 10 Years of Math Solutions Newsletters

どんな問題があるのか読み進めています。

「アンジーはどのように答えを出したのか説明できなかった」と答えと女の子の絵が書いてある子どもの作品が掲載されていた。うまくいかないことも書いていておもしろいなと思いました。


教科書や学習指導要領のねらいにそった問題なら使えるので、いい問題を見つけたい。というよりストックして必要な時に使えるようにする。


最初のいくつかは一年生向けの問題だけど、ちょっとひねってあって面白い。
前に読んだ絵本の問題も面白かった。


例えば、
「4ひきのアライグマが水を飲みに池へ行きました。2ひきは前足をぬらしてしまいました。1ぴきは後ろ足をぬらしてしました。ぬれていないかわいた足はいくつありますか。」
「牛が4ひきとにわとりが3びきいました。足としっぽはあわせていくつになるでしょうか。」

子どもは図(絵)と言葉(数字)を使って説明しています。


中学生向けまで問題を前にもいくつか読んだことがあるけれど、どの学年でも少しひねった問題があって面白いです。日本の本でもいいけれど、良問をストックしていくことはおそらく授業の改善につながりそうです。


今ほとんど使われていないけれど、もうジオボードの授業はかなり昔から追試されている。
パターンブロックは今でも使われる。ジオボードってどうなんだろう。今は

アマゾンでほとんど検索が「ジオボード」でヒットしない。あまりよくなかったのか。



ざっくり最後まで読んだ。left overというゲームをやりたい。割り算を使った対戦型の遊び。


Math by All Means: Division, Grades 3-4 (Math By All Means Series)

Math by All Means: Division, Grades 3-4 (Math By All Means Series)

参考になったけれど、特定のトピックの本のほうが詳しくて参考になるかな。割り算の本はgwにしっかり読みたい。20÷4を説明する問題とかシンプルでいいと思う。二つの段階の質問がある。20÷4のそれぞれの部分を説明する段階。あと割さんが分からない人に20÷4を説明するという問題。算数で理解をテストするには説明させるのが効果的。その他にもいろいろなアイデアがもりだくさん。高いけれど2000年代に入ってからのバーンズの本も集めたい。読みたい!って強く思えてぱっと思い浮かぶ算数の先生は三人くらいしかいないので、その人たちの本をひたすら読み進めていこう。そのうちさらに世界がひらけてくるかもしれない。


割り算のお話作りもシンプルでいい課題だと思う。バーンズはお話作りと解決の説明をさせる課題。日本でも実践している先生がたくさんいるんじゃないかな。問題作りをさせる先生はよく聴いたことがある。自分も課題で出したことがあるし、これからも出すと思う。


ひねった問題といえば入試問題と進学塾の問題。
少し進学塾のテキストを買って集めたことがあります。もっとほしい。
これも相手次第でもあるけれど、
歯ごたえのある問題を目標にそって出すのは効果的で楽しいことだと思う。


僕は100マス計算などプリント的な自動化を目標とする学習を否定しません。理解と自動化は異なる算数の目標だからです。どちらも欠けることに算数教育の問題があると思います。スーザンのことが好きだし、共感するのは、この感覚、スタンスです。たまに一方を絶対として押し付けてくるえらい人がいてうんざりすることがある。