蔵書リスト 

余計に買いすぎないように、3つの出版社の児童書の蔵書リストをまとめました。抜けてるけど、ガンバはもう4冊あるので十分。


青い鳥文庫  講談社
十五少年漂流記 ジュール・ベルヌ 那須辰造 720 3
五体不満足 乙武 3
赤毛のアン モンゴメリ 村岡花子
そして五人がいなくなる
消える総生島
亡霊は歩く はやみね かおる 3

アラビアンナイトⅠ 川真田純子
たのしいムーミン一家
ムーミン谷の仲間たち
ムーミン谷の冬
ムーミン谷の彗星
小さなトロールと大きな洪水 2

地下室からのふしぎな旅
天井うらのふしぎな友だち
霧のむこうのふしぎな町
霧のむこうのふしぎな町(新装版)
柏葉幸子
560
580
670



二十四の瞳(新装版) 壺井栄 580 1
ふたりのイーダ 松谷みよ子 580
2

大きな森の小さな家
大草原の小さな家
農場の少年
大草原の小さな町
この輝かしい日々 ローラ・インガルス・ワイルダー
こだまともこ 渡辺南都子
青い天使 1
青い天使 2 倉橋燿子
白旗の少女 比嘉富子 580 2
三国志 羅漢中 駒田信二 670
西遊記 呉承恩 松枝茂夫 550 2
小鹿物語 ローリングス 阿部知二 670
我輩は猫である(上)
我輩は猫である(下) 夏目漱石
クレヨン王国の十二か月
クレヨン王国七つの森
クレヨン王国月のたまごpartⅠ
クレヨン王国の花ウサギ
クレヨン王国の白いなぎさ
クレヨン王国からきたおよめさん 福永令三
海底2万マイル ジュール・ベルヌ
黒魔女さんが通る!! 石橋洋司 2
トム=ソーヤの冒険 マーク=トウェイン 2
私の中に何かがいる
さらわれた花嫁 あさのあつこ
小鹿物語 ローリングス
小公女 バーネット
岩窟王 デュマ


偕成社文庫  偕成社
少女ポリアンナ エレノア=ポーター 6
クラバート(上)
クラバート(下)
大どろぼうホッツェンプロッツ
大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる プロイスラー


2分間の冒険
ムンジャクンジュは毛虫じゃない
放課後の時間割 岡田淳
22
テラビジアにかける橋 パターソン 3
ノートルダムの鐘 ジーナ・インゴリア 2
坊ちゃん 夏目漱石
秘密の花園(上) バーネット
たたかいの人 田中正造 大石真
アンデルセン童話集〔2〕 山室静
完訳版グリム童話集〔4〕 山室静
長くつ下のピッピ リンドグレーン
片耳の大シカ 椋鳩十

とししゅん・くもの糸 芥川龍之介
完全版小公子 バーネット
ニルスのふしぎな旅(1)
ニルスのふしぎな旅(3)
ニルスのふしぎな旅(4) ラーゲルレーヴ
タイムマシン ウェルズ






岩波少年文庫  岩波文庫
ライオンと魔女ナルニア
カスピアン王子のつのぶえ(ナルニア
朝びらき丸東の海へ(ナルニア
銀のいす(ナルニア
馬と少年(ナルニア) C・S・ルイス 瀬田貞二
33
10



ハイジ(上)
ハイジ(下) シュピリ
飛ぶ教室
エーミールと探偵たち ケストナー

星の王子様 サンテグジュペリ
灰色の畑と緑の畑 ヴェルフェル 2

不思議の国のアリス ルイスキャロル
クマのプーさん ミルン 2
あのころはフリードリヒがいた リヒター 2
ホビットの冒険(上)
ホビットの冒険(下) トールキン

イワンのばか トルストイ
ドリトル先生アフリカゆき
ドリトル先生航海記
ドリトル先生と緑のカナリア ロフティング 2


クリスマスキャロル ディケンズ
名探偵カッレくん リンドグレーン
ネギをうえた人 朝鮮民話選 金素雲
クローディアの秘密 カニグズバーグ
ごんぎつね 新美南吉
ポリアンナの青春 エリナー・ポーター
アンデルセン童話集 木畑末吉

学び合い入門セミナー② 振り返り 思考 発散

結論で、大事なことは「学び合い」が基本法の「人格の完成」という目的に適っている方法・考え方であるということを思いました。もうグダグダですが「===」以下も全部自分の思考として残しときます。「人格の完成」の捉え方なんてもうこれ以上考えてもしょうがない。コミュニケーション能力は大事だ。でも、「人格の完成」の歴史的な文脈の読みには関心があります。考えたわりには得るものがあまりなかったです…。変なところにこだわる性格があるのかも。優先順位も考えなきゃ。でも引っかかりの原因はわかって、すっきりしたからよかったか。下のに加えると、意識して自発的にフェアトレードの商品を買うという行為を考えても、コミュニケーション能力が関わっているけど、コミュニケーション能力とかただ他人と仲良くするという能力には括れないと思う。人としておかしなことに対しての怒りや悪に対して抵抗する心、良心とか。あと「人間」と「人間」のかかわりだけじゃないです。「人間」と「自然・宇宙」の関わりもある。花をみて何かを感じて詩を読んだりできる詩心とか、自然・宇宙を研究してわかる、リズムだったり法則だったりそこから何かを感じられたり、それも人格に関わる人らしいことだと思う。その人の「自然」との関わりかたが、人との関わりかたに影響する。あと違和感があったのは、「人格の完成」の捉え方が同じところもあるけれど違うことが原因だと思いました。違うというよりも足りない感じですね。これが原因でした。あと手引きの書き方。「人格」を能力と捉えていて、人格の完成には「人と関わる能力」「他人と仲良くやれる能力」が欠かせないとか大事であるという書き方ならすっと違和感なく納得できたと思います。「「人格」とは「人と関わる能力」と捉えています」という書き方に違和感を感じたのかもしれません。「「人格」とは〜」とか、「仲良くやれることが人格の完成の具体的な姿」という書き方。文脈からその意味を考えてもやはり足りない感じがしました。「頭がいい人」を調べるだけでは、人格はわからないと思う。なんでこんな細かいことにこだわっているんだろう。書き方は大事か。違和感を感じます。でも、西川先生の「学び合い」の研究や考え方は好きだし、とても素晴らしいと思います。「学び合い」の科学的な研究って凄いです。ほんとに人のためになる研究。道理に適った教育の普及を願います。


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大事なのは、「学び合い」が基本法の「人格の完成」という目的に適っている方法であるということか。それで違和感というのは、「学び合い」だけで、その目的すべてを成就することはできないだろうということでした。学び合いができることはその部分だろうと思う。「学び合い」となにか他のやり方や教員のあり方・考え方などが関係しあって、目的の全体の成就へ向かっていくのだと思いました。


今調べたら、手引きの短縮版を。「人格の完成」から実際の頭のいい人を調べたという話になり、最も重要な能力がコミュニケーション能力だということでした。「人格」を「人と関わる能力」ととらえているとあります。つまり、基本法を作った人が「人格」をどうとらえていたのかと関係のないことでこの「人格」を捉えています。僕も同じで、歴史的に捉えてないです。本当は歴史的に調べないと基本法の意味はわからないです。調べる価値はあると思いますが、面倒でやってないだけです。でも、基本法は絶対ではないので、これだけにとらわれる必要は当然ないと思っています。大事なのはヴィジョンですよね。ここらへんのくだりにやはり違和感と感じます。手引きにある「人格の完成」が他の人と仲良くやれる能力であり、その具体的な姿が仲良くやれることだという話には、それだけじゃないという違和感を感じます。例えば、人なら時には悪に対して怒らなければならないと思います。これもコミュニケーション能力と捉えれるかもしれないですね。コミュニケーション能力の捉え方もどんどん限定していって、狭くなっているから違和感を感じるのかな。コミュニケーション能力の捉え方でも違ってくる。でも、とにかく足りない感じがします。瑣末的なことだとは思います。大事なのはヴィジョン。でも、何か足りない感じが読んでいてしました。


「学び合い」も先生のあり方や場の関係性で変わってくると思いました。PAと「学び合い」の組み合わせは強力だと思いました。


結論は、大事なことは「学び合い」が基本法の「人格の完成」という目的に適っている方法であるということを思いました。「人格の完成」の捉え方の問題なんてもういいかと思いました。コミュニケーション能力をどう捉えるかという問題にもなりますし。コミュニケーション能力が凄く大事であることには変わりないです。

読書 戦争

★★★★★
文学サークルの候補作です。
この青い鳥文庫の挿絵が本当に恐いです。
解説から読んで、「歩く椅子」と「原爆」の結びつきから生まれた物語だと読みました。「ファンタジーの文法」を思い出しました。「海」と「学校」とか一見なんの関係もない言葉の組み合わせから、海に囲まれた学校などの言葉をつくり物語を紡いでいくという方法の話。「歩く椅子」と「原爆」、なんて組み合わせなんだろうと思いました。ファンタジーと現実が交差していて、とても印象の強い物語だと感じました。伝える力を強く感じました。

読書 戦争

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520))

★★★★★

戦争関係の児童書は甲斐崎先生が紹介して下さったものを含めてリテラチャーサークルで使いたい本がわかってきました。まだほとんど冊数がそろっていません。仕事もまだチャンスがないし、たぶん6年生じゃないときつそうなので、気長に集めようと思います。伝記は前のリストで読んだもので一つもはずれがなかったので、それら使おうと思います。

戦争関係の本のリスト
とてもいい本だと思います。
松谷みよ子「ふたりのイーダ」×2
・リヒター「あのころはフリードリヒがいた」×2
・ロバート・ウェストール「弟の戦争」×0
・アンネフランク 中川美登利 講談社×0
字は大きいけど、内容は高学年向け。
ビルマの竪琴  竹山 道雄 偕成社文庫×0
偕成社のものがルビが多くていいと思う。内容は高級だけど読みやすい。
・白旗の少女 比喜 富子 青い鳥文庫×2


少し読ませる力が弱いかも。でもいい本だとは思います。
二十四の瞳 壺井 栄 青い鳥文庫×1
古典的名作
ひめゆりの少女たち 那須田 稔 偕成社文庫×0