読書 神の守り人

神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド(29))

神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド(29))

上橋さんは、
期待を裏切らないということが、数冊読んできてわかってきました。
文化人類学者の専門的な知識や歴史の知識など分厚いものを作者に感じます。手塚治虫さんを考えてもそうですけど、こういった専門的知識があるのは物語をつくる上で大きな武器になるみたいですね。


アスラが母に教えられたことを信じるかで揺れる気持ちに共感します。
こういう葛藤って大変です。
でもきちんと向き合って通り抜けると前に進んでいるんだと思います。