日本の教育は、
 継続的に帯で(年間と通して)読書教育するという意識がなさすぎる。規則的に読む時間がない中で、どうやって子どもたちが見通しをもって読書に取り組めるのでしょうか(本を紹介し合う活動がより効果的になるのは、子どもたちが見通しをもって読書ができる時です。見通しをもって読書ができる環境があるから、本と人を繋げあったことがより生きてきます)。見通しをもって読書に取り組めないのに、学校の経験の中で、本当に本の価値に気づいて読めるようになるのでしょうか。

今の教科書よく考えたら、ほぼ放置のまま読書生活を振り返るようになっている。


 せめて現実的には週一回でいいから、小学校でも学校図書館でリーディング・ワークショップするといいと思う。毎週、規則的に同じ時間に本が読めるだけでだいぶ違うし、その中で、子どもたちの読書生活を豊かにする手立てはたくさんある。

‪刑務所に入らずして、その国家を真に理解することはできない。‬

‪国家の真の姿は、どのように上流階級の市民を扱うかではなく、どのように下層の人びとを扱うかで判断されるべきだ。‬

‪ーーネルソン・マンデラ