見た目

人は見た目が9割 (新潮新書)

人は見た目が9割 (新潮新書)

この本を読んだことはないし、たぶん読まない思いますが、
「見た目」に対する配慮が欠けていたかもしれないです。管理職の先生や保護者の方に無用な不安を抱かせないためにも改善しようと思います(特に聴いてない子が少しいても許してしまっていた点などが大きかったと思う。待ち方が中途半端だった。途中で気付いたのですが間に合わなかった。どうしてたかというと、いつもだいたい同じメンバーなので聴けてことが分かったら後で個別に声をかけるようにしてました。全員の聴く心を待って話すと後で聴いていないということが当然劇的に減りました。効率がよくなった。公開授業の最後の日は徹底して待ったのでよくできていたと思います。これは見た目だけの問題じゃなくて聴く力は決定的に重要。甘かった。どのような方法であれ、10月の時点でよく聴けているという育った姿を見せられないというのは決定的にだめだったと思う。満足はしてなかったけど、中途半端なレベルでよしとしてしまっていた自分がいた。あと全員が(多くの子が)さようならのあいさつをちゃんと言っていないから幼稚園以下という指摘が何ヶ月か前にありました。一斉にしている中で全員がさようならを言っているかなんて見ようともしていなかったです。正直どうでもいいと思っていましたが、あいさつは大切だからもっともな指摘なのかもしれないと思いました。それにJUTに行ったことなど思い出し、土作先生や中村先生ならたぶん確実に許さないことだと思いました。一斉にしても個別に帰るにしてもあいさつをできていない姿があるとしたら確かによくないことだと思う。幸せに生きるためにあいさつは大切です。あいさつは、あいさつって大事だよね、気持ちがいいねということが伝わりそうないい教材が道徳の教科書にあるから来週にその授業をします。あと自分が変わること。いろいろ言われないとわからないこともあるし、気付かされることがいっぱいある。特に安全面でこうしたほうがいいよと同僚や管理職の先生のアドバイスは本当だな思って、すぐに改善してます。ランチョンマットを最初に引くように指示してほしいという話。これは日直が机ぶきをするということが去年からありその後にランチョンマットをひく、それを引き継いでいるので最初にランチョンマットをひかないということを、給食の準備の前にランチョンマットひこうと子どもたちに言ってみて、システム的に最初にランチョンマットをひかないということに気付きました。最後は全員ひけてます。)。子どもたちの発言をひろって子どもたちの実態から臨機応変に例えば具体的にこう発問したらいいのではないかと意見をくださる保護者の方がいますが、公開授業のアンケートはほとんど(8割くらい)が見た目の評価だと思いました。


もっと子どもと遊ぶという改善が少しできてきた。前の管理職の先生や今の管理職の先生がおっしゃったこと、どこかの文で書いてあったことはたぶん本当なんだと思う。


公開授業では落ち着きが無い、多少落ち着きが出てきた、落ちつきが出てきた、落ち着きがあるなど賛否両論でした。朝読書ではページをめくる音しか聞こえないくらい静かです。一人の作業などでは落ち着いています。ライティングワークショップや学び合いなど子どもたちが関わりあうと、多少さわがしくはなります。ただ学習しているときの声は小さくなるということや、学習と関係のないことはしない、とにかく書くなどルールを提示すること、、終末の指示などやることはやっていて、子どもたちはきちんと学習をしているとは思います。それでも時には揉め事やケンカが起きることやルールが破られることがある。短い時間を見る見れば落ち着きが無いという評価になる。学び合いを見る眼がなければ落ち着きが無いという評価になる。ただ子どもたちは全員それなりに結果を出しているし、間違いなく学習をしています。


「ミニ先生で子どもが理解しているのか疑問。」という意見。これは保護者の方に言おうと思っていますが、自分の子どもに直接質問すればいいと思います。自分は理解することをとても大事にしています。掛け算でも説明文の読解でも単元のねらいを伝えるから、子どもに説明してみてと言うといいです。おそらく説明できます。掛け算を一年生でもわかるようにという課題でノートに全員言い換えまで(定義と具体例を必ず入れる)させて説明させています(ミニレッス+学び合いの授業でしが、ノートは自分が全部放課後チェックして、ミニ先生で不十分な点は自分がフォローしました)。説明文の読解の平均点は94・1点(あと少しで全員80点以上)。必要最低限の一斉指導(ミニレッスンはやっています)、個別のフォローもしています。もちろん説明文の単元のねらいの説明をノートでさせて、全部自分が読んで不十分な点はフォローしました。テストで間違ったところは班ごとに責任をもたせてテスト直しを全員させています(自分も当然見ています)。テスト直しも学び合いです。学習面で課題がないわけではないですが、言われるほど不安を感じていないです。保護者の方と比較にならないくらい子どもの学習を長い見ているので疑問はほとんど生まれないです。分かってないとか分かってるなとか、実際に問題解いてもらったり、説明させたりすればほとんどはっきりします。少し考えると最もな疑問だと思います。でも見るのは自分の子どもだけなのだから(保護者の方のほうがじっくり見れる)、聞けばいいと思う。もうすでに聞いて分かっていないということが分かったという可能性もある。それが分かればその対応をするだけか。でも「疑問」ということは確かめていないということか。だから説明させることだ、やはり。


ライティングワークショップと学び合いを見て、落ち着きがないという評価があれば、子どもたちが生き生きと伸び伸び学習しているという評価もあります。どっちも本当なのかもしれないです。




結論は安心してもらえるように保護者の方や管理職の先生に対しては突き抜けて分かりやすい成長を見せることが大きな課題の一つです(これを自然に楽しくできるようにする)。KAIさんやゴリさんのクラスで見た水の流れるように言葉が紡がれる振り返りとか、学習でもその他の活動でもゴールに向かっていく子どもたちの勢いのある姿やさわやかで明るいあいさつなど。こんな子どもたちの姿を見たらすげーなと思うと思う。保護者はたぶん感動する。いいわけなんかしても無駄です。ただ明るい面を冷静に見ない自己評価はよくないです。いいわけみたいなものだけど、明るい面を見ようと努めたので、無駄ではなかったか。



自分の意図しているところの子どもの変容を評価してくださる保護者の方がいます。人に認めてもらえるって嬉しいです。ねらっていることは確実に前進しています。それが自分で分かっていても、もしまったく言葉にしてもらえなかったら不安になると思います。いい評価もわるい評価もフィードバックはありがたいです。


学習している意欲、姿勢、姿。人間的に光っている姿。教育の目的。


全部見た目だけの問題じゃないか。ただ見えにくいところでの前進があまり見てもらないのは当たり前のことか。  笑顔が足りない。どうしたらもっと笑顔になれるんだろう。どうしたらもっとご機嫌に仕事ができるだろうか。


帰りのあいさつは指摘された時点で、管理職にもそのフィードバックについて指摘されたので、子どもたちに全員さようならのあいさつを言うように伝えて、できるまでやり直しをさせたらすぐにできるようになりました。あいさつの価値は、何回も体験して分かっている子たちだと思うので、次の道徳であいさつを振り返って一緒に考えてもっと気持ちのいいあいさつができるようになればと思う。


ライティングワークショップや算数などの学び合いは悪くはないけど、まだ理想の姿にはなってないと思う。もっと集中していると、さらに声がいい感じになるはずです。学習に集中している、課題について考えている、一緒に勉強している人たちのことを考えている(気遣っている)ときと自分のことだけになっていて考えてない人の声とは違う。考えていない人の声が聞こえると個別に話にいったり、全体で声について評価したりします。この声については子どもたちに伝えています。もっと高まった学び合いを創りだしたいです。


2年生の今の子たちは、ほんとに素直だと思う。聴くと言うことは、心を向けることだよと話すと本当に心を向けてくれる。友達にも向けてくれる、凄く分かりやすく。


学び合いも振り返ること。考えて行う。行って考える。体験学習サイクル。基本に帰ることだ。振り返りジャーナルで、作家の時間やミニ先生(学び合い)のことをテーマに振り返ってもいいかもしれないです。やはり学び合い自体を振り返ることだ。


時間がなくてよく練られてない考えられてない授業に対するご意見はもっともだと思いました。


よく見せるコツみたいなのはあると思う。それを押さえることは不要な心配をさせないために大事だと思います。あいさつが全員そろってないことは、別に人生にほとんど関係ないと思う。聴く力といっても、聴く価値が本当にある情報は誰だって聴きます(価値が伝わらない聴かないということになってしまうから、価値が伝わるように話す必要はあるかも)。それよりも学ぶ意欲がどれだけあるかということ、と学び方が身についているかが決定的に人生には大事だと思います。学ぶ意欲がありと学び方さえ身についていればいくらでも勉強はできるようになるし価値創造の人生が開けると思います。不幸な人生を遠ざけることができる。自分の的はそこにある。知育、あと体育(これは健康につながるから、健康は価値創造の基礎)も。色々な教材や活動は学ぶ意欲を引き出したり学び方を身につけるための手段に過ぎないと思います。持続する本当の学力はそこにあると僕は思います。学ぶ意欲と学び方(読書や、考えて行うこと、行って考えること、具体的には目標設定の仕方や体験から学びを得るための振り返りなど、人と関わる学び方、優れた人を真似をすること、よりよいフィードバックの仕方、自己評価、科学的アプローチ、演繹法帰納法など)。自分の本当の勝負はそこ。自分が子どもたちのためにやりたい知育。これが達成できなければ負けです。どんな職業につこうが役に立つ学び方。仕事を通して価値創造。そしてすべての人の幸福と平和。学ぶことの喜びと学び方。3月までにどれだけできるか。


内発的動機付けの研究はコペルニクス的転回の一つかもしれないです。内発的動機付けの研究を知っているのか、またどの理論を信じてるかでかなり教育が違ってきます。