読書 クラスづくりの極意  

クラスづくりの極意―ぼくら、先生なしでも大丈夫だよ

クラスづくりの極意―ぼくら、先生なしでも大丈夫だよ


技術的な面だけじゃなくて、
考え方や在り方の面まで自分が前進できそうな素晴らしい本。


読んで思ったことは、
前年度、今年度とライティングワークショップやリーディングワークショップに自分なりに取り組めたのは著者の岩瀬直樹先生や、甲斐崎博史先生、吉田新一郎先生など、力ある先駆者の勇気あるチャレンジがあったおかげだということです。これらの実践で子どもたちに前年度、今年度と子どもたちに何かを残せたとしたら偉大な先駆者の先生方の実践や研究があったからです。


「自分がシルベスターだったらどうする?」80項。こういう自分とつなげるコネクターの質問を考え聞かせの時にしなかったです。つなげるモデルは見せることができた。でもこういう質問で練習を重ねれば自分とつなげるコネクターを上手に出来る人が増えたと思う。自分の課題。


「算数カルテ」104項
放課後に丸つけしてました。その場で子ども同士で答え合わせさせればいいのか。放課後やるより、その場で丸付けされたほうが子どもたちにとってもいい。自分の時間ができる。こういう細部の積み重ねだと思う。


114項から仕事術のお話。仕事がはやくなりそうです。バランストスコアカードでいうと、業務プロセスの視点になるかな。学ぶと「今」が楽になるって子どもたちに話したけれど、そうなるだろうとまた実感。効率は知識と知恵でよくなる。


「子どもたちが変わる一番の方法は、ボクたちが変わっていくことです」151項
絶倫理論。とても大事のことだと思います。人生の最重要原則の一つだと思う。自分が成長すれば、いろいろなことが一切変わっていくと思います。他人の批判じゃなくて自分の成長に集中しよう。