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【設問】下の「新教育学建設のスローガン」(A)と「創価教育六大指標」(B)とを比較熟考し、各自ひとりひとりの「真理認識」「価値創造」の次元(オーダー)で何を為すべきかの課題について答えなさい。

A『創価教育学体系・第一巻』第一編 教育学組織論/第二章 教育学の価値的考察/(全集五巻、二十七項)
「…因って余は余の教育学者に否、全教育家に向つて、新教育学建設のスローガンを提唱したい。
経験より出発せよ/価値を目標とせよ/経済を原理とせよ。
学習力に於て、教授力に於て、時間に於て、費用に於て、言語に於て、音声に於て、常に経済原理を旨とし、文化価値を目標として進め。」



B『創価教育学体系・第三巻』第四編教育学改造論/扉裏全ページ(全集第六巻、十二項)

自然の個性
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一 感情の理性化
二 自然の価値化
三 個人の社会化
四 依人の依法化
五 他律の自律化
六 放縦の統一化
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文化の人格

============================================== 『牧口常三郎の思想』斎藤正二




六大指標についてはあまり考えたことがなかったです。ちゃんと理解したい。全集も3巻も家に見当たらないです。全集は実家。個人の社会化は社会学から来ているのだと思う。人類社会の一員として規範や行動様式を身につけること。自然の価値化、自然に人が交渉することで価値を生み出すこと。感情の理性化、これはどういうことなんだろう。感情と理性を一致させること?依人の依法化、これは人ではなくて法則(たとえば万有引力の法則)に依るようにすること。人間的な真理認識に関わること。他律の自律化、これはソクラテスを思い出す。自律はもっと重要な徳目だった?とにかく人が価値を生んだり幸せに生きるのに最も重要なこと自律の力であると主張していたと思います。放縦の統一化、勝手気ままなのが、統一化される具体的にはどういうことなんだろうか。やはりこれも原著に帰らないとよくわからないです。



スローガンは科学や教育の基礎・原理で指標は目標はビジョンの要素が強いと考えられると思う。
放縦の統一化の意味が分らないけれど、すくなくともたんなる勝手気ままを卒業することが文化の人格には必須だということか。感情の理性化、具体的には自分は今嬉しい、悲しいとか感情を言語化してメタ認知して自分をコントロールできるというか。大人はいつも感情のままに動かない。大人は感情から行動の部分をコントロールすべき時にコントロールできるかな。



でも結局ここから具体的にどうするのかがこの設問にあるとおり大問題。
まずはスケジュール管理から。最近失敗してしまったので、来週は、よい結果をだそう!


自己教育の問題にも通じる。自己教育も経済的で価値的で経験から出発した法則に依ったほうがいい。