僕の両親は創価学会員であることもあって、
特に十代から二十代前半は葛藤の中でいろいろ悩み考えました。
信じるということは主体的なことで、
親が信じているものでも受身で無批判に受け容れられるものではないです。
池田先生の書物はほぼすべて読みましたし、
仏教の歴史も原始仏典と呼ばれる『スッタニパータ』から当然日蓮の遺文、宗教学者学術書などいろいろ読みました。デュルケルムなどの宗教社会学の本も読んだ。創価学会の中もいろいろ経験して見てきました。そのほかの宗教もできるだけ学んで比べて考えました。


だからこそ、平気で嘘を書いていることがあるとそれが明確に分かるということがあります。ネットや本などで、よくこんなデタラメを書けるなあと思うことがある。そのデタラメを信じている人もたくさんいるということも分かる。


それはこの創価学会という領域だけではなくて、
しかも日本だけではなくて、いろいろなところで真実を意図的に曲げようとする運動と言うのか活動というのか、そういったことが存在しているのだとまた思った一日でした。