僕は結構のんべーなので、最近、いくつかお酒に関するエピソートが心に残っています。
 
 みなもと太郎の『マンガの歴史❶」によると、漫画家でお酒をよく飲む人は早死にした人が多いらしい。本を書き上げた時など、これで原稿料をもらえると安心する瞬間が作品が掲載されるまでに3回あり、そのたびに祝杯をしてしまう。それに対してトキワ荘手塚治虫たちは、周りに友人でありライバルがいるため、一人の漫画家に比べると、あまりお酒を飲まず、切磋琢磨し仕事漬けだったらしい。その分、トキワ荘のメンバーの健康が保たれたのではないかというみなもと太郎先生の考えです。

 『健康で文化的な裁定限度の生活』の5巻は、生活保護の中のアルコール依存症がテーマ。僕はアルコール依存症について、ほぼ知らないということがわかりました。自分はアルコール依存症かもしれないと思うことがあります。このお話を読んで、アルコール依存症の方と比べて、自分は、昼間に飲みたいという気持ちが今のところほとんど生まれません。
 僕の中で仕事の前の日は、基本的に飲まない。飲んでもビールを700ml以内にするなど、自分の体と付き合っていくうちにできたルールがあります。基本的に飲まないなので、飲まない時が続く時もあるのですが、一度決めたことを破るとズルズル毎日飲んでしまうことがあります。
 アルコール依存症の方の断酒は、基本的にずっと飲まないということらしい。お酒のとの付き合い方をずっと考えています。

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