牧口常三郎全集

牧口常三郎全集を再読。全集第八巻の解説から孫引きです。

新教育学建設のスローガン

「経験より出発せよ。/価値を目標とせよ。/経済を原理とせよ。/学習に於て、時間に於て、費用に於て、言語に於て、音声に於て、常に経済原理を旨とし、文化価値を目標として進め。/天上を仰いで歩むよりは、地上を踏み占めて、一歩一歩に進め。」(全集第五巻27項)


創価教育学とは人生の目的たる価値を創造し得る人材を養成する方法の知識体系を意味する。
 人間には物質を創造する力はない、吾々が創造し得るものは価値のみである。所謂価値ある人格とは価値創造力の豊かなるものを意味する。この人格の価値を高めんとするのが教育の目的で、此の目的を達成する適当な手段を闡明せんとするのが創価教育学の期する所である。」(全集第五巻13〜14項)