長編小説というと、
途中で挫折して読めなかった作品があります。
「戦争と平和」「罪と罰」など。
「戦争と平和」は超名作らしいですが、
どこがおもしろいのか、まだわからないです。いつか、また挑戦したいです。
「カラマーゾフの兄弟」はここ数年でよく売れて読まれたそうです。やはりそれだけ、人を楽しませる力があるということだと思います。これからも子どもたちに本を通して関わっていきたいと思うので、長編小説のブックリストが作ろうと思いました。たぶん、本当に楽しむということでの時間がわりとあるのが、十代のときだと思います。そのときに小説を楽しんで読み抜くことができれば、大きな財産になると思います。ブックリストをプレゼントした子の何人かの役に立てばそれでいいですと妄想します。塾で働いているときも、勉強を何のためにやっているのかわからないし、おもしろくないという子にブックリストをプレゼントしました。学問の基礎と長編小説の二本立てで作れるといいなと思います。
以下全部リストを作っている途中です。
長編小説
「ドン・キホーテ」全六巻 岩波文庫(読み途中ですが、ほぼ間違いなくおもしろそう。少年文庫版は読み終わりそうですが、もの凄くおもしろかったです。ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとサンチョ・パンサの名前を見るだけで、笑えます。)
「デイヴィッド・コパフィールド」(読み途中)全六巻 岩波文庫
コパフィールドは生まれ変わって、
映画監督になったら、長編アニメにしたいと思いました。ちゃんと読みきって、時間がたつと、さらに真価がわかってきそうな予感がある作品。
「カラマーゾフの兄弟」上中下巻 新潮文庫
「三国志」全十二巻 吉川英二
「宮本武蔵」全十二巻 吉川英二
「竜馬が行く」全8巻 司馬遼太郎
「国盗り物語」
「大地の子」山崎豊子
前に読んだ本で、
なんとなくブックリスト
中学生や高校生とも縁があるので、
一緒にペア読書ができたらいいなあと思います。
学問のおもしろさを知るには、素晴らしい学者の本を読むのが刺激的でいいと思います。
とくに中学生におすすめなのが、
たしか学者が書いたものではないけどサイモンシン「フェルマーの最終定理」
たしかその最終定理を300年くらいかけて証明する数学者たちのドラマ。証明する手がかりを残して死んでいく数学者たち。それを手がかりに前進する数学者たち。数学って美しい、凄いって思える本。数学を好きになれるのが一番いい。中学レベルの数学の知識で読める内容です。問題の意味を知るには累乗の知識があればわかります。だから、説明すればたぶん証明をする問題については小学生にもわかると思います。問題を理解する土台は算数の中に十分あります。
村上陽一郎「新しい科学論」
一般的に科学とは何か、どう考えられているのか、知れます。歴史的にも知れます。科学史、これが本題。宗教と科学は相反するものなのか。そんなテーマだったような気がします。わかりやすくて、とてもおもしろい。再読したい。科学という営みを深く知ることは、かなり役に立つと思います。
あと司馬遼太郎や吉川英治などの歴史小説。吉野 源三郎『君たちはどう生きるか』など。
高校生には、「カラマーゾフの兄弟」などの古典や内田義彦「読書と社会科学」ロバート・L. ハイルブローナー『入門経済思想史』など社会科学の本や自然科学、歴史学の本、思想史、哲学史の本ををおすすめしたいです。社会科学の一般人向けの名著や、社会学や経済学の教科書を何も読まないで大学の社会科学系の学部に入学してしまった私は大変に後悔しました。大学に入るまえに、知る機会がないっておかしいと思う。なんで、社会学とは何か経済学とはどういうものか知る機会がなかったんだろう。今もないのだろうか。それで、どうやってまともな選択ができるんだろうと思います。自分が知ろうとしない、知る努力をしない怠惰が一番よくなかったとは思いますが…。思想史や哲学史の良い本を読むのは凄くいいと思います。はやく読んでればよかったと本当に思います。原典じゃないので、正しいことが書いてないこともありますが、いろいろな考えがあることを知る効用はとても大きいと思います。
大塚久雄『社会科学の方法』『社会科学における人間』
内田義彦『読書と社会科学』『社会認識への歩み』
野矢茂樹『論理学』『無限論の教室』
照屋 華子, 岡田 恵子『ロジカルシンキング』
井筒 俊彦『意識と本質』
I.ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』
エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』
村上 陽一郎『新しい科学論―事実は理論をたおせるか』
齋藤正二『齋藤正二著作選集 5 日本人とサクラ・花の思想史』
吉野 源三郎『君たちはどう生きるか』
ジョー シュワルツ『シュワルツ博士の『化学はこんなに面白い」―知っているようで知らない日常の化学のはなし』
エリザベス キューブラー・ロス『死ぬ瞬間と死後の生』
ビクトル ユゴー『ああ無情』
ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』
サイモンシン『フェルマーの最終定理』
吉田武『オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ 』
作者: 山本周五郎
ロバート・L. ハイルブローナー『入門経済思想史』
竹田 青嗣 (編集), 西 研 (編集) 『はじめての哲学史』
エミル デュルケム『宗教生活の原初形態』
新 睦人『社会学のあゆみ』『社会学のあゆみパートⅡ』
小田中直樹『歴史学ってなんだ?』
米川正信『化学ぎらいをなくす本』
筒井康隆『文学部唯野教授』
田中克彦『ことばと国家』
丸山真男『日本の思想』
樋口洋一『憲法と国家』
小平邦彦『幾何への誘い』
E・H・カー『歴史とは何か』
斎藤孝『読書力』これもってたのに、どこいったんだろう。
立花隆『エコロジー的思考のすすめ』
『進化とはなんだろうか』
『若い読者のための世界史』
読み途中
「大地」パールバック
「ジャン・クリストフ」ロマンロラン
「神曲」ダンテ
「史記」司馬遷
これから挑戦したい
「イリアス」ホメロス
学問の基礎
村上陽一郎「新しい科学論」
吉野 源三郎『君たちはどう生きるか』
大塚久雄『社会科学の方法』『社会科学における人間』
内田義彦『読書と社会科学』『社会認識への歩み』
野矢茂樹『論理学』『無限論の教室』
井筒 俊彦『意識と本質』
I.ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』
エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』
村上 陽一郎『新しい科学論―事実は理論をたおせるか』
齋藤正二『齋藤正二著作選集 5 日本人とサクラ・花の思想史』
ジョー シュワルツ『シュワルツ博士の『化学はこんなに面白い」―知っているようで知らない日常の化学のはなし』
サイモンシン『フェルマーの最終定理』
吉田武『オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ 』
竹田 青嗣 (編集), 西 研 (編集) 『はじめての哲学史』
エミル デュルケム『宗教生活の原初形態』
新 睦人『社会学のあゆみ』『社会学のあゆみパートⅡ』
小田中直樹『歴史学ってなんだ?』
米川正信『化学ぎらいをなくす本』
筒井康隆『文学部唯野教授』
田中克彦『ことばと国家』
丸山真男『日本の思想』
樋口洋一『憲法と国家』
小平邦彦『幾何への誘い』
E・H・カー『歴史とは何か』
斎藤孝『読書力』
立花隆『エコロジー的思考のすすめ』
『進化とはなんだろうか』
『若い読者のための世界史』
サイード『知識人とは何か』
『ソフィーの世界』
その他
エリザベス キューブラー・ロス『死ぬ瞬間と死後の生』
ビクトル ユゴー『ああ無情』
サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』
エッカーマン『ゲーテとの対話』
ゲーテ「ファウスト」
「竹沢先生という人」
シェイクスピア『ロミオとジュリエット』中山知子編訳 ポプラ社文庫
ラム『シェイクスピア物語』岩波文庫
『赤毛のアン』
『少女ポリアンナ』
トルストイ『文読む月日』
本に出会うきっかけって大事だと思う。とにかく好きな本を読みぬけばいいとも思います。でも、僕も高校生のときに、何人かの作家の本をすべて読み抜きましたが、ほとんどもう一回見ようとは思わないです。名作は小説でもなんでも、もう一回見ようかなと思わせる生命力を持っているように思います。自分自身がもう一回また読もうと思える本に出会えるのはラッキーだと思う。十代や二十代前半の時は、大学の教員や尊敬する先輩に教えてもらったというのが多いです。