- 作者: 童門冬二
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 1995/11/01
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
読んでみて、こんなに凄い人がいたのかとびっくりしました。
上杉鷹山みたいな人に政治家をやってもらいたいし、
こういう人の下で働きたいと思いました。
凄くいい本だと思います。上杉鷹山が大変に魅力的でした。上杉鷹山は内村鑑三の「代表的日本人」でも扱われているようですし、ケネディが一番尊敬する日本人だったらしい。感動的なエピソードがたくさん描かれていました。財政再建のための過程が勉強になりました。すべての人にすすめたい良書だと思いました。なぜかというと心を打ち抜く何かがある物語だからです。良書は自分のビジョンの形成を助けて、人生をよく変える力があると思います。
政権交代した政党が上杉鷹山のようなリーダー(自分のあり方から変えようとするリーダー、見本を示すリーダー)が
中心の政党だったら大歓迎ですが、正反対の政党だと思います。
公明党のマニフェストにあるように政治資金規正法を強化してもらって、
「秘書がやった。知らない」とかいうインチキな議員らを
政界から一掃してもらいたかったのですが、それが遠くなりそうで残念です。
マニフェストに「世襲議員の禁止」と「企業献金の禁止」をかかげる、
民主党の偽装献金の鳩山由紀夫代表(世襲議員)とマルチ議員の石井一副代表と西松建設事件の小沢一郎前代表は上杉鷹山のようなリーダーとまったく正反対です。自分がやったこと、または秘書がやったとかいうことを禁止できるのでしょうか。よーく政治を監視しようと思います。政治家個人に対する企業献金は公明党の政治資金規正法改正ですでに禁止されているので、政治資金規正法をさらに強化して民主党の鳩山代表の秘書のように会計責任者が虚偽記載等を行えば監督責任のある議員の公民権を停止できるようにしてもらいたいです。