読書 沈黙

沈黙 (新潮文庫)

沈黙 (新潮文庫)

これもつかみがいいし、大変におもしろかった。



神の沈黙、そして葛藤…。考えさせられる深いお話でした。
この本の神がいるかいないかという問いよりは、
宇宙の存在自体が謎だとまた思いました。
宇宙の存在自体が不思議で神秘的だと思う。
8年前くらいにキリスト教の人とメールでお話をした。
そうしたら何でみかんがこんなにおいしいのかと僕に聞いてきました。
たぶん神のおかげだということを僕に言いたかったのだと思いますが、
たしかに、みかんじゃないけど、道で花が咲いているのを見ると、
何でこんなに人間を楽しませてくれるかと不思議に思う。


ポルトガルの宣教師は日本に来るまでも来てからも命がけ、凄い情熱だと思いました。