読書 コルチャック先生

コルチャック先生 (岩波ジュニア新書 (256))

コルチャック先生 (岩波ジュニア新書 (256))

コルチャック先生は、
「子どものことをいちばんよく知っているのは子どもたちなのだ。」10項
と言って、子どもたちの自治による教育を実践したそうです。


「世界を改革するということは、教育を改革することだ。」10項


「子どもは大人をだませるけれど、子どもは子どもをだまし通せない」48項

子どもたちとの夏期休暇村での集団生活は大変だったらしい。「全員が揃わない。夜は寝るどころはない、大騒ぎである」48項、あまりの酷さにどなりちらして、罰を言い渡したが、一瞬黙っても、かえって悪くなったそうです。今も変わらないと思いました。罰しても長い期間で考えるとよくならないと思う。罰しても根本的な解決にはならない。それでコルチャックは罰する代わりに子どもたちに子どもたち自身の問題として解決させることにしたみたいです。