読書指導

今日、明治図書からでている国語教育の雑誌を読みました。
読書指導特集でした。
一番印象に残っていたのが、最初の野口芳宏先生のお話。
結論からいうと、ずっと読書指導に力をいれて取り組んできたが、
読書習慣をつけるという点で敗北だったということでした。
好きで読む子は読むけど、結局読まない子は読まない子のままだったとのことで
す。

それでも効果があったと思われることを3点書いてありました。
3点のうち、一点は忘れてしまったのですが2点は記憶に残っています。
一つは、2ヶ月に一回は本屋に行って子どものために本を買ってやること。そして読んだ本は誰が読んだのかわかるようにして学級文庫に貸してもらうという実践。
もう一つは、図書室に行く時間をやめて、あらかじめ選書をしておくようにして、教室で読書の時間にするというものでした。それは図書室に行くと、本を選んで少し読んではまた本を変えてという子や、辞典を同じように読んでいる子がいる子が出てくるからだということ。それで教室で私語を禁止にして45分間読ませるようにしたということでした。
それに僕は図書室に行って帰ってくる時間がもったいないと思いました。教室で読書の時間にしたほうが効率的だと思いました。図書室に行くことを考えていたのですがそれをするなら、僕も教室で読書の時間を確保しようと思います。私語を禁止にするよりも、KAIさんのクラスのように、子どもと読書の時間ためのルールをつくったほうがいいと僕は思いました。


あと自発性や主体性を大事にする教育に対する懐疑の話も印象的でした。