読書家ジャーナル

読書家ジャーナル3号をつくりました。
「希望対話」という本などを参考に、
読書のいいところをまとめました。




自分の経験だけだと「一人分の一生」ですが、本を読むことで、たくさんに人の経験や知識や、ドラマを学ぶことができること、本を読むことで想像力を養えることなど、読書は決定的に大事だと思います。

国語の時間がかなりあまっているみたいだから、ブッククラブもできるかもしれないです。


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本のいいところ♪
・ 楽しい
・ 本を読む楽しさを習ったら、タイムマシンや万能飛行機を手に入れたようなものです。本は、どんな時代の、どんな国だって連れていってくれます。五千年前のピラミッドの王国だって、ルネサンスのイタリアにだって、信長や秀吉がいた戦国時代にだって行けます。時をこえ、空をこえ、どこへでも行けます。いや、「その時代に、そこにいた人だって知らない」ようなことまでわかります。
・ 本は逃げません。いつでも、どこでも、開きさえしたら、たちどころに飛んで行けます。電車の中でも、学校の休み時間でも、トイレの中でも。
・ 自分の経験だけだと「一人分の一生」ですが、本を読むことで、たくさんに人の経験や知識や、ドラマを学ぶことができます。
・ 一生の心の友だちができます。先生も人生を根っ子から支えてくれるような心の友だちをもっています。たとえば「少女ポリアンナ」(自分から喜びを生みだすこと、前向きに生きることの大切さを学びました。)「巌窟王」(忍耐を学びました。希望を持って待つことが大切なときがあります。)「ああ無情」(人を信頼すること、良心に従って生きることの大切さを学びました。)などです。登場人物が心に生きていて、今は耐えるときだよなどと言って、はげましてくれます。
・ もう死んでしまった大偉人や大文豪と会話ができます。
・ 知識をくれます。感動をくれます。勇気をくれます。思いやりをくれます。
・ 一冊の本が人の命を救うこともあります。クラスでいじめにあって、来る日も来る日も死ぬことを考えていた中学三年の女の子がいた。ふと、自分の本棚に埋もれていた一冊の絵本を手にとった。それは幼稚園の頃に読んだ『はなをくんくん』という絵本でした。森で冬眠していたクマ、リス、ネズミ、そしてカタツムリまで……森中の生きものたちが、何かのにおいに誘われて、次々に目が覚めた。はなをくんくんさせながら、みんな、雪の中をいっせいに走っていく。何がみんなを、こんな走らせているんだろう。そのわけは、最後のページでわかる。雪の中に咲いた「黄色い一輪の花」を見つけて、動物たちが笑い、踊りだしているんだ。みんなで「春の訪れ」を喜んでいる絵だったのです。彼女は、動物たちが笑顔で、自分に、こう語りかけているように思った。今は、どんなに心が寒くても、いつかきっと花が咲くんだよ!だから死んじゃいけない。君は、これから「心の春」を迎えんだからと。(『本という奇跡』参照)
・ 考える力が育ちます。
・ 想像力(目に見えないものを思い浮かべる力)が育ちます。相対性理論で有名なアインシュタインはかせは、「知識よりも想像力が大事」といいました。コンピューターも、テレビも、マンガも、想像力から生まれました。「希望」も「思いやり」も、想像力から生まれます。
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