人間が本当に変わるときは、一瞬「サナギ」のような状態になる。

友人のブログから孫引き
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人間が本当に変わるときは、一瞬、動きが止まって、ちょうど「サナギ」のような状態になります。
今までの人生で、そのようなことが何回あったか。苦しいことですけれども、そういう時期を乗り越えないと、人間は本当には変われません。

サナギになって変わっているときに、すべてが入れ替わっているわけではない。それまでと同じ自分もずっと続いています。

つまり、一方ではこれまでの自分がいて、他方では変わっている自分もある。そのようにして、決まっている部分と、どうなるかわからない部分、それが一緒になって変化しているときに、人間は一番よく変わることができる。

茂木健一郎(脳科学者)
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