近代柔道の創設者嘉納治五郎の勝負哲学

勝つためにはやるしかない。油断できないし、あきらめちゃだめ。これは簡単なようで難しいことです。
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近代柔道の創設者嘉納治五郎の勝負哲学



①終始最善を尽くせ

自分より強い者を相手にする場合には、”どうせ勝てない”とあきらめて、いい加減になることがある。そうすると、せっかく相手に隙があり、勝てるチャンスがあっても、その機会を生かすことができない。反対に、自分より弱い者を相手にすると油断して、そこにつけ込まれて負けてしまう。

②あらゆる機会を利用せよ

柔道の乱取をで相手を攻める時、一つの技を仕掛けて相手の体勢が崩れた時には、その機会を生かして、さらに次の攻撃を仕掛けなければならない。ひとたび相手が元の体勢に戻ってしまえば、それまでの攻撃が無駄になってしまう。次から次へ攻め抜け――これが勝負の鉄則である。

③己を捨てる覚悟をせよ

己を捨てる覚悟ができれば、怖いものはなくなる。全力を攻撃に費やすことができる。すると、ますます強くなるというのである。

わが身を惜しまず、一心不乱に戦い抜く。そこに勝利への道が開ける。

【参考】

『「勝つ」と決めよ!心を一つに団結を』池田大作

一切が勝負といわれます。

教育にも、他にもいろいろなことに通じてくると思います。
支援をすることで、次の支援のチャンスが生まれることがあるし、その生まれたチャンスを逃さないで次の支援を行なうことが大事だと思います。
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