読書 「本を読む本」

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

ここでいうシントピカル読書は、
文学者、歴史学者、哲学者などがよくやっている読み方だと思います。
第三のレベルの分析読書、第四のレベルのシントビカル読書も、
小学生なりにできると思う。
小学校2年生なりに分析できるツールを教えることはできるし、
同じ主題で複数の本を相互に関連付けて読むことができると思いました。


小学校の子どもたちに身に着けさせたい読み方の柱を二つ挙げると、
つながりを見つける読み方(コネクター)と疑問をを持ちながら読む読み方(クエスチョナー)です。この二つが自立した読書家がする最も多くする読み方じゃないかなと思う。イラストレーター(イメージを描くこと)もよくするけれど、実際に頭にあるイメージを絵に描いてみるということはしないか。ふつうはしない。RWのミニレッスンでやるのは、自立した読書家が自然におこなっているイメージを描くことを可視化するということだと思う。それがお互いの手本になるし、同じ文章でも一人ひとりイメージが違うことを体験的に理解することができる。3つ柱を挙げるならイラストレーターを自分は入れたいです。疑問を持つ、質問するという読み方の一部に、分からない用語についてなんだろうと思い明らかにすることや、これからどうなるだろう考えと予想すること、オープンクエスチョンから推測などの読み方が入ってくると思う。


本と本をつなげて比較するコネクターシントピカル読書であり、分析読書であると思います。


もう時間が無い。
ネクター、クエスチョナー、イラストレーターの読み方をあと2ヶ月で練習させて身につけさせることが目標。

来週イラストレーターのミニレッスンをする。詩を視写してから絵を描くというロングレッスン×2。最初は吉田新一郎さんの本にある雪と犬の詩を題材にやってもらって、2回目は名文綴りの中から選択して、視写とイメージの可視化をやってもらう予定に今なりました。