社会と理科はやはり探求、学問だと思う。
指導要領は「調べる」という言葉を使っている。
知識だけならパワーポイントのスライドを使って
教科書の歴史の分野の要点を全部45分で話すことは可能だろうと思う。
それはそれで意味があるのかもしれないけれど、その先の学問が本当の学習のはじまりだと思います。学問の喜びにどうやったら導けるのだろうと思う。大きな問題。まずは読書の喜びに導くこと。読書は学問のきっかけになり、学問の基礎。ほかには?


スローリーディング(エチ先生)は一つのかぎかもしれない。
ああいう読書は大学時代の授業を思い出す。
ある日本語の本を読むゼミの授業はたしか一時間半の一こまの授業で1,2ページくらいしか進まなかった。深くコネクターをする読書会みたいな授業でした。学問の面白さにはじめて触れた時だったかもしれない。徹底的にやる感じだった。徹底的にやる例ではないけど「日米安全保障条約」とうい言葉が出てきて、その授業の先生は説明してみてと学生に言われていた。分からないという反応に、たしか話にならないみたいなことを言って笑っていた。一人リーダーみたいな役割の人がいて、事前に担当のページを調べてくるのだけど、冗談にみたいに一つの授業のために調べてきていた。でもそれが面白かった。自分もそのページをみんなで読むために何冊も本を読んだ記憶がある。特に歴史分野の勉強は関連の探求だと思う。一回読書で深い関連の探求を経験させることができれば人生の財産になって面白いかもしれない。


銀の匙』や『ああ無情』などから関連付けて深く読むのは面白いかもしれない。