読書+授業の準備

ブッククラブの読書ノートに
どこまでの読みを書かせて準備させるか考え中。

最低限、
作家の時間のミニレッスンに教えた物語に必要な要素、
登場人物の設定(キャラクターマップ)、あらすじ、場の設定までは書かせようと思います。時の設定も加えるか…。構造とか視点の分析はいらないかな。時や場の設定いらないかも。一応「茂吉のねこ」で場と時の設定を教えて、キャラクターマップとあらすじは最低限書いてくるでいいいかもしれない。余裕がある人は時と場の設定もまとめてくるとか。


いきなり設定の確認の授業をしたら失敗すると思い、
シークエンスも考え直しています。IPAD2買う時間なかった。



「茂吉のねこ」(いいお話だし、10項という短さがナイス)

登場人物の設定

・茂吉
「てっぽううち」「とほうもない酒飲み(『一日山へ入ると、次の三日は酒を飲んでいます』」
・三毛ねこ
「かわいらしい」、茂吉のペット?
童子
p126L9「茂吉のねこはどうした。」
p126L10「まだ酒こ持ってこねか」
→化け物の子分?


・酒屋のおやじ
茂吉とかんじょうのことでケンカ。
・化け物
茂吉のねこに酒を持ってこさせている。
 

場の設定

「あるところ」→「山」→「酒屋」→「化け物づくしの野原」→「茂吉の家」

時の設定

「昔」→「ある日」→「次の朝」


あらすじ
(登場人物の設定、場の設定、時の設定のキーワードを使えば書きやすいかも)
ある日茂吉が酒屋に行くと飲んだおぼえのない酒が帳面についていた。その原因が酒屋に現れた童子だと分かると茂吉は追いかけた。追いかけ気づくと化け物づくしの野原にいた。茂吉のねこは茂吉をころすように言われるが断った。化け物にあやうく殺されそうになる茂吉がてっぽうをうつとあたりは暗くなり化け物は消えた。


160字くらい。長い。
あらすじなんて書く何年ぶりなんだろう。まったく書いたことがある記憶がないです。



ある日茂吉は酒屋で飲んだ覚えのないかんじょうのことで酒屋のおやじとケンカ。その原因である突然現れた童子を追いかけているると化け物づくしの野原へ。あやうく茂吉のねこが化け物に殺されそうになる時にてっぽうをうつとあたりは真っ暗。助かった茂吉とねこは家に帰りました。


少し短くなった。これで130字。50字だとさらに…。


飲んだおぼえのないかんじょうのことで茂吉は童子(茂吉のねこ)を追いかけていると化け物づくしの野原へ。茂吉のねこが化け物に襲われた時にてっぽうをうつとあたりは真っ暗。助かった茂吉とねこは家に帰った。

これで98文字。100字コース。めざすは50文字。


酒屋で飲んだおぼえのないかんじょうのことで童子を追いかける茂吉は化け物づくしの野原へ。ころされそうになるが助かった茂吉とねこは家に帰った。


これで69文字。50文字は難しい。

童子(ねこ)を追いかける茂吉は化け物づくしの野原へ。ころされそうになるが助かった茂吉とねこは家に帰った。


これで52字。50字コースはこんなもんかな。


勘定=代金


オノマトペ
この作品はオノマトペをうまく使っていると思う。
これは要チェック。たぶんは比ゆ表現はまったくないです。


①自分が範読。
②全員起立して音読。一読したら座る。
読み終わった人は座ってもう一度音読で通読。
③感想を書く。
④ペアトーク
オノマトペ(作家で最近やったばかり)
・黙読してオノマトペに丸。
・みんなで確認。
・気に入った表現の一文をノートに書き抜く(引用)。
⑥設定について確認
⑦あらすじを書く
⑧あらすじリレー(「桃太郎」)
⑨あらすじリレー(「茂吉のねこ」)


まとめていて、
化け物とねこが親分子分のような関係にもかかわらず、
茂吉をころせという化け物の命令を茂吉のねこが断った場面がよかったと思いました。茂吉が好きだから嫌だってね。