読書 学習する組織

学習する組織――システム思考で未来を創造する

学習する組織――システム思考で未来を創造する

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 全米プロバスケットボール・チームのボストン・セルティックが十三年間に十一回優勝という歴史に残る成績を残したときの伝説的センター・プレーヤーであるビル・ラッセルは、自分の採点カードを欠かさずつけていた。毎試合に自分を一〜一〇〇点で採点したのだが、現役中、この自己採点が六十五点を超えることは一度もなかった。さて、大半の人が教えられる目標についての考え方からすれば、ラッセルはみじめな落伍者とうことになるだろう。かわいそうなラッセルは一二〇〇試合以上出場して、一度も自分の基準を達成できなかったのだから! しかし、ラッセルがほぼ異論なく「史上最高」のバスケットボール選手になれたのは、その基準をめざして懸命に努力したからこそであった。
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考えて努力すること。この二つが大切ですね。
創造的緊張。目標を適切に設定すること。そして目標のレベルを下げないこと。