読書 still learning to read  ①

http://www.amazon.co.jp/dp/1571103597/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-2vboj
思い出したり本を確認しながら書いてある内容の一部を紹介します。
やっと昨日の夜から読みはじめました。月曜から木曜の夜は家に帰ると疲れて英語は読めませんでした。

まだリーディングワークショップ関連の自分的に読んでおくべきだと思う多くの本を読めていないので、
しばらく仕事以外の余力がある時間はできるだけリーディングワークショップの本を読み進めていこうと思います。
リーディングワークショップ以外のことでも読んでやってみてもっと早くからできていればと思うことが多くあります。ちょっと残念なことだと思うけど過去は変えられないから仕方がないか、これから。その時その時それなりにがんばって生きているけれど、もっとできたかなと思ったりもします。たくさんの経験や知識がインプットされているので熟達者の判断力は凄いと思う。初心者が失敗するのは当たり前か。本と全然関係ないのですし相手次第なのですが、一回の算数の課題の量をもっと昨日は分ければよかったと思う。こういうミスがなくなってくるといいなと思います。これからですね。努力しよう。


2008年に出たほかの著書で好きになったFRANKI SIBBERSONの2003年に出た本です。校長先生のKAREN SZYMUSIAKと共著。



まだ27ページまで(チャプター2「オーガナイズ ザ クラスルーム ライブラリー」まで)しか読んでいないけれど、凄くいい本だと思います。クラスルームライブラリーについてこんなに丁寧で深く細かく書いてある本をはじめて読みました。


思い出したり本を確認しながら書いてある内容の一部を紹介します。


・まず本屋を足を運んでクラスルームライブラリーのデザインを考えたそうです。たしかに本屋は本を選びやすいようにデザインして本を置いてあるはずです。多くの本は表紙が見えるように置いてある。

http://hill.troy.k12.mi.us/staff/bnewingham/myweb3/library.htm
本棚を活用しながら、例えばこのページにあるようにFRANKIのクラスでもバスケットを使って表紙が見えるように項目別に分類してライブラリーがデザインされています。


・クラスルームライブラリーの目的は選書を助けること。だからどんな選書の指導をするかでデザインを変える。例えば小学校3年生くらいでシリーズの本を選べるようになることを目的とした場合はシリーズ別にカゴを用意して本を整理します。また小学校の4年生くらいになって著者で本を選べるようになってくるので、そのことを指導したい、そういった選書ができるようにさせたいという目的の場合は著者別にカゴを用意します。


無目的にライブラリーをデザインして選書の助けにならず失敗した例がのっていました。


・どのような項目で分類しているのか。バスケットの分類の例。

①著者②ノンフィクションのトピック(写真を見ると「動物」「ペット」「冬の動物」「OHIO」があります。ほとんど動物!)③シリーズ④「NEW BOOK」新しい本⑤ミニレッスンなど一緒に読んだ本(みんなで読んだ本を再読できるように)⑥「CLASS PICKS」(これは子どもたちが読んだ本でクラスのほかの友だちにも読んでほしい、楽しんでほしいと思った本を入れるバスケット。これいいなあと思いました。)⑦「READ―ALOUD CONNECTIONS」(これは読み聞かせの本に関連した本を入れるバスケットの項目。)⑧フェイバリットキャラクター(人気の登場人物、キャラクター別に分類するバスケット)⑨トピック(例えば「恐竜」などのトピックで分ける)⑩「BOOKS WRITTEN IN LETTER OR JOURNAL FORM)手紙・日記形式の本⑪「IF YOU LIKED」(いまいち意味が読み取れないところ。もしあなたが〜を好きなら、〜が好きかもしれないという使い方をするらしい)⑫「AWARD−WINNING BOOKS」(ニューベリー賞など、賞をとった本を入れるバスケット。これも選書を助けると思う。高学年になれば賞をとった本を読んでいこうというのもいい選書の方法だと思う。日本人だったら芥川賞直木賞をとった本を読もうとするのと同じこと)⑬新聞・雑誌⑭READ WITH FRIEND(これはペア読書など友だちと読めるように同じタイトルの本を複数用意するバスケット。これもいいですね。)



このバスケットの活用は少しずつならすぐに出来そう。おすすめの本などを家からもってきてもらうというのはやっているので、それを加速させるために、おすすめの本のバスケットを用意してもいいかもしれないです。これはすぐにできます。


数人ですが家から本をもってきてくれる子がいます。自主学習ノートにイチローの本を読んで、感想と自分の考えを一時期書いていた子がいて、その本を読み終わったら学校にもってきてくれました。その持ってきてくれた子は女の子なのですが、その本を男の子たち読んでいたりしてそれはよかったと思います。


あと2、4,6年と小学生を経験して、どこでも黒魔女さんシリーズと若おかみシリーズにはまって読むゾーン(フロー)状態になっている子を見ることができたので、このシリーズのバスケットはあってもいいかもしれないです。