先生と子ども

うまく言語化できないですが、先生として、それに加えて友人として子どもたちとより意識して関わりたいと思ったことについて。


この前に山之端さんの演奏を聴きに代々木に行きました。
その時に山之端さんが子どもたちと友だちになればいいんだよという内容の話をしてくれました。小学生の時の先生のほとんどが偉そうで嫌だったけれど、一人そうじゃない先生がいたんだという話もしてくれました。僕にとっても学校の先生というのは偉そうでとんでもなく嫌なやつばかりだいう印象がほとんどです。でも先生するようになってから回りの人は本当にいい人ばかりなんですけれどね…。何でなんだろう?


先生って授業をデザインできたり子どもたちを評価できたりする権力をもっていて、構造的に子どもたちと上下関係にあります。でもそれはその先生という役割がもっている構造のために生じる上下関係で、その関係以前に子どもたちとはもともと同じ人として水平の関係があると思います。構造的に上下関係にあるだけで、それ以前に人として対等の関係であること忘れちゃいけないと思いました。それに先生として信頼されることが基本で最も重要なのかもしれないけれどうまく言葉にできないけれどそれだけじゃダメな気がします。先生として信頼を勝ち取るも簡単ではないのだけど…。その先生として構造以前の水平の関係を忘れると何か偉いみたいな錯覚の中で嫌な振る舞いをしそうな気がする。もうしていると思う、けっこう。だから友人として同じ人として尊敬する気持ちや大切にする気持ちをいろいろな子がいるけれど忘れたくないし失いたくないしより意識したいと思ったのでした。


あとそれだけじゃなくて、勉強をあまりしない子がするようになるには水平関係とか上下関係とか関係ないのかな。とにかく相手の成長や幸福を思う真剣な気持ちが必要だと思います。とにかく先生としてでも友人としてでもどちらでも信頼関係がベースだと思う。がんばろうと思う。


今30歳で、相手にしている子たち10歳くらいだから、自分の子どもみたいにも思えるところがある。


先生として叱ることもあるけれど敬意を忘れちゃいけないと思う。


どう関わろうと相手の成長を幸福を真剣に思えているかどうか。この一点な気がします。