若き牧口先生が最初に考案した作文教育は後の創価教育学の中核の思想となったらしい。もう一度再読したいです。たしかに細かい授業というよりはその思想の大きな流れに間違いないものを感じます。


牧口先生は教育の目的を児童の幸福としました。


その幸福とは「価値創造の能力を涵養することにあり」「如何なる方面にでも活路を開拓して進行することの出来る能力をもたせんとする」ことだ言われます。たしかに幸福はただ与えられるものではないので自分で創りだす必要があると思います。幸福は環境と自分の合作。どんなに素晴らしいものも腐った器に移せば腐って不幸になる。どんなに糞でも金に変える力が人間の精神には備わっていると思えます。



トルストイがいうように(彼は絶対的幸福と言っていたと思う)理想(自分の価値創造)に向かってチャレンジする心に生まれる幸福は最も安定している幸福の一つだと思います。