読書 RW Good-Bye Round Robin: 25 Effective Oral Reading Strategies

Good-Bye Round Robin: 25 Effective Oral Reading Strategies

Good-Bye Round Robin: 25 Effective Oral Reading Strategies


25のストラテジーを簡単に振り返る。
いくつか2学期に音読の取り組みとして新たにやってみたいと思えたものがありました。


1Think aloud
これはRWのミニレッスンでよく行われている方法。
文章を音読するだけではなくて、音読する人のテキストから生まれる考えも声に出してモデルを示すという方法。
親や学校の先生、友達が静かに本を読んでいるのはモデルになるが、頭の中で何が起きているのかは分らない。それを分る(聞こえる)ようにするが読み聞かせであり、考え聞かせ(考え聞かせは読み聞かせがテキストを読むのに加えて自分に生まれた質問や考えなど声に出して読んで、本を読む人が頭の中で起きていることを聞こえるようにする)です。


2Induced imagery
イメージを引き起こすという読み方を教え促がすストラテジー。イメージができるということはテキストの意味を理解する上でとても大切なのはとてもよくわかる。現に自分がこの本を読んでいることそうです。イマイチ何が行われているのか漠然としてイメージできないことがあるのでyou tubeにある動画や他の本で補足するとイメージできる意味の理解がとても進みます。イメージできないものは理解がとても難しいし、できていないことにもなる。


僕はこれを読んで『一つだけの花』で「プラットホームのはしっぽ の、ごみすて場のような所に、わすれられたようにさいていたコスモス」というところを精読する授業を見せてもらったことを思い出しました。今考えてみると比ゆがあるところはイメージをする読み方を教えるのによい教材になるかもしれないです。ここ一節では二つの比ゆがコスモスにかかっています。


たんなる「コスモス」と「「プラットホームのはしっぽ の、ごみすて場のような所に、わすれられたようにさいていたコスモス」ではだいぶイメージが違ってくると思う。意味も違う。


3directed listening thinking activity

読み聞かせの途中で予想させたり質問をはさんんでディスカッションをさせるという内容。


4Look for the signal

コンマ、「!」など記号を扱う内容。


5Say it like the character
タイトルの通り登場人物になったように音読するというもの。
テキストに基づいて登場人物の感情を読み取り音読で表現する。


6Rapid retrieval of information
スキミングという読み方。目的に合った情報を探し出す読み方を練習する内容。
自立した読み手は誰でも自然にやっていること。調べ学習などにつながっている。

7 read to discover

Rapid retrieval of informationのヴァリエーション。

8revised radio reading


これに関する記事を読んでいて、
漠然としたイメージしかもてなかったから助かった。
語りに似ているかもしれない。
語りのほうがテキスト対する読みの要求が深いようにも思います。
あとパフォーマンスのレベルが違う。
聴いてくれる人がいるというのがポイントだと思う。


9Shared book experience

クラス全体で面白かったなどテキストを読んだ経験を共有する。


10 choral reading
群読と同じ。

11 メンターリーディング
メンターにフィードバックをもらいながら読む。メンターには学校先生でも親でも友だちでもなれる。

12リーダーズ シアター
衣装とか、動きはなしで音読だけの劇。


13リード アラウンド
自分の気に入った一文、一節、段落を練習して音読パフォーマンスをする。



14ポエトリークラブ
自分の気に入った詩の音読を練習して発表する。


13と14は新たにやってみたいなと思いました。細かい評価をどうするのかとか、音読に何を求めるかなど考えて準備する必要が、もしやるならある。


一学期は30冊くらい詩集があったので、気に入った詩のあるページに付箋を貼ってもらった。この取り組みは面白かった。自分自身子どもたちが付箋を貼ったページを読むとその選んだ人ともつながって面白かった。


気に入った詩を練習して語って(音読して)もらうというのは、面白い取り組みだろうと思いました。バランスよく読めるようになるというのが国語の目標の一つなので、こういった取り組みで目標へ向けて前に進めればと思う。


15 リードアラウド
なぜだか読み聞かせについてあった。静かに親が読んでいると(例えば)、親の頭の中に何が起きているのかは子どもたちは知ることができない。読み聞かせをすると本を読むということを聞こえるようにすることができる。これが読み聞かせの一つの意味。


16ペアードリーディング
メンターリーディングと何が違うのかよくわからなかった。
メンターは教えられる人、教える人という関係。そういう関係を子供同士で上手に取り入れることができればそれは教える子にとっても教えられる子にとっても価値的かもしれない。こういうことがいろいろ場面でできると教えられる人、教える人の逆転現象が日常的に起きるようになっていいと思う。


学校図書館を使い、ブッククラブの2,3人のメンバーで絵本の読み合いを4回程度1学期はやりました。これはとても自然に楽しそうに音読ができてよかったと思う。改善点は振り返りを5分でもいいから書かせることかな…。


17 レコーディド・テキスト
これは録音したテキストを使うという内容。CDやテープの音声を使って読みを助ける。これもできれば本を読むのが苦手の子の助けにはなると思うが、まだできていないこと。


18 listen to children read
タイトルどおり子どもたちが読むのを聴くということだけど、
イマイチイメージができなかった。


19 fluency development lesson
これもいまいちイメージできなくて読み取れない。

20 modefied miscue analysis
21 retrospective micue analysis
言い抜かしたところ、いい違ったところなど、miscueを分析してという内容。これだけを扱った本を一冊家にあります。読んでみたい。その本を写真を見て少しイメージできた。いい抜かしたところなど、いい違ったところないろいろミスを記録する記号があって、音読を聞いているときにその記号を使って記録する。そしてそのミスについて振り返って読むことの改善につなげていこうという取り組みだと思う。


22 student self evaluation
自己評価の話。大事。

23 multidimensional fluency scale
音読の評価基準表

24 reading rate


25 fast start
家での音読についての話。