パリ20区というところの教育の映画で
映画の賞をとったようですが、
何よりも違和感に感じたのは
あれだけ多様な子たちが集まってのあの一斉型の授業オンリー。
一斉型の授業が最も力を発揮するのは均質的な集団で課題が全員の課題である場合だと自分は思います。あの状況のあの授業形態であることを問題にすべきだとわたしは感じました。リアリズムを追求した映画らしいので、このことが実は主題だったんじゃないかな。どんな相手だろうが一緒の部分があっても、まずバラバラだという事実から出発することがリスクが少ないだろうと自分は思います。自己紹介を書くという国語科の課題設定はよかったと思う。