小学校3年生のレターエッセイのお手本用に若干修正(さらに評価の文を入れるなど修正します)。エミリーのレターエッセイを読むと、自分の考えに対して理由がかけていないところがある。だからウォン先生は返事にそのことに対して、たとえば、なぜダニーは勇気があると考えたのかと質問しています。アトウェルは手引きに必ず自分の考え(読み)には理由を書くようにということを書いています。


一つのレター・エッセイに二つくらいの本についても書いてもいいと思う。あとやはり評価と引用などがあるといい。ダニーの本を再読して勇気があるなと思える箇所を探して引用するなどエミリーのレターエッセイを修正(創作)してみよう。結局、テキストに対してどんなことが書けるのかという手引きを対応してないとだめだ。


ウォン先生へ
 わたしはちょうどキャサリンオーウェンが書いた『ヘレン・ケラー』を読んでいます。ヘレンの二ど目の冬、つまり2才の時にひどいねつが出て、目が見えなくなり耳が聞こえなくなりました。ヘレンはとても若いのでしゃべることもできませんでした。すぐにヘレンは手におえなくなりました。ヘレンのお母さんとお父さんはアナグノス先生に連絡をとりました。ついに20才になるサリバン先生を送ってくれました。
 私はヘレンに起きたことをとてもとてもとても恐ろしく思いました。ヘレンはものすごくラッキーで希望があります。ヘレンは話し方を学んでいます!ヘレンのお母さんとお父さんは、ヘレンが何かをするたびに与えるべきではないと思います。ヘレンは甘やかされてわがままに育ってしまいました。ヘレンは学ぶことを助けるすばらしい先生に出会えてラッキーです。
                           
                    9月29日 エミリーより
 エミリーは、はじめの段落にかんたんなあらすじを書いています。次の段落に自分の感想や意見を書いています。

ウォン先生へ
 わたしは、ロアルドダールの『ダニーは世界チャンピオン』を読んでいます。きょ年、フランキー先生が読み聞かせをしてくれたのですが、最後まで読んでくれませんでした。それで続きはどうなっていくのだろうと知りたくなりました。
 ダニーは、このお話の主人公です。かれはとても勇気があります。車を運転する方法を少し知っていてかっこいいです。
 ダニーのお父さんは、密猟の後に穴に落ちました。彼はどうすればいいのかわかりませんでした。なぜなら、4時間前には家にいるはずだったから…。ダニーは車を運転してヘイゼルの森へお父さんを助けに行きました。ダニーが用意したロープは夜明け前にお父さんを助けられるのでしょうか?
                    11月15日 エミリーより

アトウェル先生へ
 最近、エリザベス・バーグの『長持ちする物』を読みました。
かの女の他の本をくらべて、ひょうかの星の数は4または5です。わたしはこの本の書き出しが本当に好きです。なぜなら主人公のケイティがいたずらをすることからはじまって、次に何が起きるのかなと思わせてくれるからです。これはとても効果的です。なぜなら本の世界に入ってしまい、本を置くのが難しくなるからです。
 わたしはお父さんがとても現実的な人だと思いました。そしてケイティのお母さんの死はインパクトがありました。

この後、段落ごとに引用をしながら本に対するいろいろな考えがつづられているという感じ。


気付いたこと。

「なぜなら(because)」がよく出てくる。

引用が「」であって、
わたしはこの一節が好きです。なぜなら…というような展開がある。
アトウェルは手引きに必ず自分の考え(読み)には理由を書くようにということを書いていることを反映している。