ちいちゃんのかげおくりのテストのクラス平均は99点。全員90点以上。
3年とうげは平均96点。全員八十点以上。
ちいちゃんのかげおくりには6時間、

3年とうげは1回読み聞かせて起承転結などを確認しただけ(今まで習ったことを一応「物語を書こう」のところもふくめて教科書で読んで確認しました。)です。3年峠は10分も授業時間を使っていないです。起承転結、プロップのカード、表現技法など今まで学んだことを3年とうげを使って確認しました。


今日の点数入力と成績処理から気付いたこと。


クラスの最低点が一学期と比べるとぐーんと上がっています。ここは平均点より重要なところ。最低点が上がっているというのはその時にやっていたことの正しさの証拠です。
書いてあることを確認させる問題は100%答えの場所を外していないです。
「文を書き抜きなさい」で句読点が抜けていてバツになった子がかなりいたけれど、
こういったスキル的なことはすぐに身につくし、書き抜く場所を外している子は誰もいなかった。


課題は書いてあることから推測する問題です。この問題は数人間違っていました。


IRAのレポート(結論)の方向は間違ってなかったんだなあと思う。

①読む時間があるのか②自分に合っている本が身の回りにあるのか③読む方略が身についているのか④スラスラ流暢に音読(文字を音声化)できるのか


たしかこの4つのことが読むことが困難な子にとって大きな問題だということだった。
二学期は読む時間をしっかり確保しようと決意した。流暢な音声化の問題についてはさりげなく子どもに音読させたりして、文字を音声化できるかどうかをチェックしたらみんなできていた。本も十分にありましたし、読むための方略については指導しているので問題は読む時間だった。それで2学期は本を読む時間を毎日しっかり確保しようということでやってきたけれどやはり効果的だったのだと思う。徹底して読む時間に読ませられなかったところがあった。そこが残念けれど確かな手ごたえがあった二学期でした。



ちいちゃんは6時間使っているので、
1回読み聞かせしただけの3年峠のほうが実力に近いと思う。
授業でより多く書いてあることを確認して、書いてあることから推論させたほうのテキストのほうのテストの結果がよくなるのは当たり前か。


ちいちゃんのほぼ全員100点だったので、推論させる問題もよくできている。それは授業でたくさん3年峠よりも推論させたからと言えるかもしれない。授業で行間をたくさん読んでいれば、テストのテキストを読まなくても問題だけで答えられるかもしれない。



物語単元の最後のテストはテキストを読む力というよりも、どちらかというと問題を読む力を試しているのかもしれない。



はじめて読む問題じゃないと本当にはテストできないかな。