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   わからない子に対して
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   わからない子に対して
 
  理解できない子がいます。
  理解するまでにものすごく時間がかかる子がいます。
  教師が教えれば教えるほど…
  混乱し、ますますわからなくなります。
 
  わからない子に教えても、無駄です。
  教えれば教えれるほど、その子は混乱します。
  情報が多すぎて、頭がパンクしてしまいます。
  教えるときは、ただひとつだけ。
  その子の「半歩先」のアドバイスのみが有効です。
 
  それより、簡単な問題をやらせましょう。
  いっしょにやることがいいですね。
  簡単なので、それほど抵抗がありません。
  解けないときは、教師が答えを教えます。
 
  問題を解いているうちに、回路ができてきます。
  何となくわかってきます。
  この、「何となく」が大切なのです。
  わかるとは、「感覚的にわかる」ことなのです。
  できるようになると、感覚的にわかってきます。
 
  わかる→できる指導では、救われない子が多いです。
 
  できる→わかる指導に切り替えませんか。
 
 
 
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杉淵先生の記事、的を得ていると思います。こういう場合もあると思います。