自分がびっくりするくらい自分を変えたこと。


①本
ドストエフスキーなどの本が高校生の僕に衝撃を与えた。あれで人が変わったと思う。
②宗教
主体的に学んで実践する前って、何も知らないに等しかったと思う。その概念によって違う認識の可能性が広がっていった。これも僕を変えた。証明できないこと=不可知ではないのだ。なんとなくわかっていたけれど最近はっきりしたこと。
③人文科学/自然科学/西洋哲学
高校生から本格的な読書だったらから、物語ばっかりその時は読んでいた。酷いことに大学に入るまで新書を一冊も読んだことがなかった。だから学術的な分野は名著はすべて読もうとした大学時代でした(新書に限らず)。新書はE・H・カーなど古典といわれるものはすべて読もうと思って読書にチャレンジしました。これも自分をびっくりするくらい変えました。フロイトの論文、カント、井筒俊彦の『意識と本質』、デュルケルムの本などドキドキするようなことがたくさんあった。世界が広がった。むさぼる様に読んだ。


④経験
人生を単純に積み重ねてきて30代。32歳。前にもやもやしていたものが、はっきりしてきたこともあって、大きく変えるというわけでもないけれど、新たな心境になってきた。しっかりとしないときっとダメになっちゃうと思うな。もう前には戻れない。③がまた大きかったのかな。じわじわ積み重なってくる。でも前には戻りたくない。ある意味、偽物ではない本当の信仰、生き方が問われている。


迷わず自分自身に生きよう。僕ができる価値創造に命を捧げよう。




「恐らく、人々は、私と同じように、生命というものを世界観の中心に据えて尊重して来たに違いない。そして、その結果、彼らが知ったのは、生命はこれを守るべきものではなく、捧げるものであるということであった。」ジンメル『愛の断層日々の断層』64項


ジンメルにはジーンときます。特定の宗教とかそういったものを超えた普遍的なことについて教えてくれる。ありがとうジンメル。この本を教えてくださった先生、ありがとうございます。


⑤出会い
いろいろな人に教えてもらったいろいろなことを…。得難い幸運な出会いがたくさんあったと思う。