二分間の冒険 (偕成社文庫)

二分間の冒険 (偕成社文庫)

これも鉄板。重松清の「くちぶえ番長」も良質で、小学校3年生の子たちは両作品ともに読んでいた。ここらへんの作品は本当に突き抜けていて、本を読む喜びをたくさんの子たちに伝えることに貢献していると思います。レビューがそれなりにたくさんある。


出版されて10年間たって、一つもレビューがないような児童文学作品は読まないほうがいいかもしれない。読んで吟味する時間も限られているので工夫しないといくら時間があっても足りない。命が限られている、時間が限られている。頭を使わないといけない。


教室の置ける本が限られているので、本当にいい本だけで構成できるようになると思う。そこは努力次第かもしれない。子どもの声と自分の読んだ感じをたよりに。