楽しみすぎる。大学時代からの恩師が本を出しました。はやく読みたい。

(以下は、帯の裏側に印刷されている「あとがき」の一部です。)

「脱稿して改めて気づいたことがある。それは、現代の軍事思想のうち基本的なものが、十九世紀初頭までにほぼ出揃っているという事実である。
(中略)
 近代の哲学者たちの思想は意外にもこうした形で現代に関わりを持っている。哲学のアクチュアリティを侮ってはならないと思う。
 憲法論議を政治家任せにするのではなく、国民一人ひとりが己の問題として考えていく上でも、今改めて哲学から学ぶべきことは多い。本書がささやかながらその露払いになればと願う次第である。」