『きつねのライネケ』
王様という悪を善意の悪が支えている。そんなところも描かれているかもしれない。『きつねのライネケ』に『みどりのゆび』のチトみたいな登場人物は出てきません。良心と「にもかかわらず(勇気)」のある登場人物。『きつねのライネケ』はゲーテが政治家をしていた時に書いた作品らしい。それがこの昔話の再話に反映されているのだと思う。


悪の底までみきわめようというよりは、
もともと昔話みたいだから、王制という悪の中でたくましく生きるライネケ(民衆)みたいな裏テーマがあるのかもしれない。ちょっとたくましすぎるけれど…。


昨晩は児童書を少し読み進めて爆睡。この仕事して寝る時はとても幸せな瞬間。今週は長いから、特にお酒を飲まずに、潔く寝るようにしてがんばろう。