読書 ヒーローを待っていても世界は変わらない 湯浅誠

ヒーローを待っていても世界は変わらない

ヒーローを待っていても世界は変わらない

もうすぐ文庫化されます。
湯浅さんの本は三冊目。
アメリカの批評家ノーム・チョムスキーは以前、公民権運動のヒロインだったローザ・パークスついて『ローザ・パークスは傑出した人物だが、私たちにとって重要なのは第二のローザを探すことではなく、ローザを産み出した土壌をつくることだ」といった趣旨のことを言い、その全体を『魔法のボタンは存在しない」という一文で結びました。」62項


小学校にもいろいろな溜め、境遇の子たちがいて、その子たちの成長の一端を支える仕事をしています。もっと丁寧に支えられるようになりたいと思います。


正直、いい加減にしろよと思うこともあるのですが、先週それでもぐっと堪えてその子の背景を考えて関われたのは湯浅さんのおかげかもしれないです。



湯浅さんはクールで温かい。読むとなんとも言えない感覚になります。