アリストテレス『ニコマコス倫理学』

10巻に分かれていて(一冊にまとまっている)4巻まで読了。


7、6、5巻と順番を変えて読むことに、
倫理学の古典である『ニコマコス倫理学』が書かれている10の大きなテーマの一つがなんと、第7章の「抑制のない人」。まさに一巻まるごと自分のために書かれたようなところではないかと思い、順番を変えて読むことにしました。読み始めると面白い。ソクラテスの主張では知識があれば、人は抑制がないというのはあり得ないだろう考えを展開しているのですが、それは一部認められるにしても、違うだろうと、この巻の話が始まります。アリストテレスの考察を読み進めて、いくらかでも「抑制ある人」に僕はなれるのか!


知識と抑制の関連は大事だと思う。
知識があれば必ず抑制できるものではないけれど、
知識の役割は大きくそれは教育の意義の一つであると思う。


知識のおかげで、この世の多くの苦しみを回避することができる。