フーコー 講義集成11

プラトンの対話編で10冊選ぶとすると、
一番はじめに読むべきものが『アルキビアデス』とする人がフーコーの他にもいるみたいで事例であげていた。その対話編には哲学の原型がある。



アルキビアデスはソクラテスとの対話の後に統治者としての人生を歩んだようで、
『響宴』という対話編にまた登場する。


そこでのアルキビアデスは酔っぱらっていて、統治者として他者へ配慮をしたが、ソクラテスの言葉を聞き入れず、自分への配慮ができなかったと嘆いたみたい。アルキビアデスの悲劇。


酔っぱらっていてというのがポイントで、自分の心に直撃して恐ろしい…。
せっかくソクラテスのような師に出会えても、実際に行動できないと意味がない。



僕は30歳になる時に3人の方に人生のアドバイスを相談しました。
その一人がTさん。其のアドバイスしていただいた内容の一つは、何回かに一回は座談会に出るようにとのことでした。その後に一度か二度、座談会に参加したのですが、それ以来出れてない。無理する必要はないと思うけれど、気がかりです。このソクラテスの話と違うけど、思い出しました。


研究授業が終ったら座談会に出てみようかな。新しい場所に引っ越してから一度も出れてない。出たの教育部の会合だけ。


最近ビール700mlを超える日はほとんどないけれど、ほぼ毎日飲んでいるな。
昨日も700ml。アルキビアデスになっちゃうよ笑  
アルシンドにもなっちゃうよ。自己への配慮しないと。



紀元1、2世紀
職業哲学者。
中にはセネカみたいな人もいるけれど、
原理主義的に自己への配慮を説く職業哲学者に対する皮肉があったり、嫌がられているところもあったり、そんなところもあったのが興味深かった。