読書 君の膵臓を食べたい

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

おすすめされて
久しぶりに文学作品。


ずっと「僕」の冷静な言動に笑っていましたけど、たしかに泣きました。それに一日一日を大切にもっと丁寧に生きたいと思いました。久しぶりに文学作品を堪能した気がします。いい気晴らしになったし、いい作品でした。読んでよかった!これぼくもおすすめしたいと思った。

子どもはまず何よりも遠い未来のために勉強とか学習をしているのではなくて、今を生きているみたいな、たしかデュ−イと牧口に共通する観点を思い出しました。



できるだけ気にしないで味わって読もうとも思ったけれど、分析的にも読んでしまう。「僕」の変容とか、どのような結末なのかとか。でもとにかく読んでよかった。ブランキージェットシティを思い出した。寝て起きたら、明日の命を精一杯生きようと思います。


この話は「自分の話」だと教えてもらって、
自分の話ってどういうことなんだろうって思って読んでいて、「僕」と桜良が正反対な存在で、自分の中に二人が存在するみたいに読めました。「僕」はある意味、理性の象徴していて、面白かったです。笑いました。

相反する存在に対する憧れみたいなのは分かる気がする。でも「僕」みたいに、自分らしく生きたいと思う。自分らしさを深めて行く感じで。憧れを抱く相反する人にはなれない。なれないけど、そういう憧れをもつ人たちに教えてもらったり、学んだりする中で、自分が形成され深くなっていくように思います。



いい作品を読んだときの充実感がうれしい。