- 作者: デュルケーム,小関藤一郎
- 出版社/メーカー: 行路社
- 発売日: 1981/10
- メディア: ?
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ギリシャ時代から歴史的考察されていた本でした。
歴史学的、社会学的に教育を考える視点をもらえました。
時代と社会によって変わる部分もあれば不変の部分もあって面白かった。
- 作者: エミール・デュルケム,麻生誠,山村健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/12
- メディア: 文庫
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以前の道徳の厳選はキリスト教の聖書にあった西欧の道徳教育。
それに頼れなくなった時代、どうしていくのかという話。
日本でも公教育では宗教にたよれないので、興味深いです。
5、6年前くらいから、
心理主義はだめだとか、
心理主義だけではだめだとか、そういった考えをたまに見かけます。
まさにそういったことについて、デュルケムは道徳論で語っています。
心理学ではなく、
社会学的、歴史学的な視点から教育を考察しています。
少し読み進めると、
知的水準の限界が道徳的水準を限界づけているなど、
デュルケムはやはり牧口やカントと前提が同じ。
知育のない道徳教育ないだろうという。
そんなデュルケムは道徳教育をどう論じるのだろうか。