研究授業 算数

Math by All Means: Division, Grades 3-4 (Math By All Means Series)

Math by All Means: Division, Grades 3-4 (Math By All Means Series)

お風呂の中で
算数の本を読みながら、
割り算の単元で、どこでやれるか考えました。
全体の練り上げが必要という縛りがあって、ここかなというのが見つかった。


等分除と包含除の弁別ができるという学習内容のところ。


20÷4になる問題を文章と絵などで表す。


画用紙の表に絵、裏に問題。

発表するたびに黒板にはる。


一つ分の数を求める問題(等分除の問題)といくつ分を求める問題(包含除の問題)に
画用紙を動かしながら全体で仲間分けする。


この全体の作業で、割り算には二種類あることが理解できる。
またその一つの種類の問題についても、型は同じだがそれぞれ内容が違う。同型異内容。

割り算の種類が違っても、内容が違っても、すべて20÷4の問題であることが分かる。



これだったら練り上げる意味あるかな…。


あとはどこに練り上げが必要なのか、よく分かりませんでした。


練習するようなところも大事なんですけどね。
教えるべきところもある。
例えば小学校の2年生でテープ図にはじめて出会うところなど。
ある地域の算数の研究のボス的な方も言ってました。


オープンエンドな練り上げの意味があるところは限られていて、
むしろ練習するようなところが多いのだから、練習するところを研究すればいいと思うけれど。


練り上げなくても、多様な考え方ができなくても、理解できると思う。
練り上げる必然性がない、多様な考え方する必然性がない、そんなところも算数には多い。


本当は『おまたせクッキー』という絵本を使った授業を去年やってよかったので、それを見てもらって意見をいただきたかったけれど、残念ながら、練り上げの場面ではないです。