無藤隆
学習指導要領の改訂へのいくつかのとらえ方。
いくつかの面から解説する。
学び続ける存在をそだてる。学びに値することに気づき、学びを工夫し、学びを見直す。それは生涯続く。
知識を構造化・概念化する。それにより、使える知識となる。教科等の見方・考え方がその重要なまとまりであり、課題解決に使われていく。
それは知識を互いにつなぎ、課題解決で思考することによってである。
授業では、対話により、それを促す。対象、他者、自己との対話である。自己と、振り返り、見通すことで結びつける。表現し、共有することが要である。
表現と活動と指導をつなぐ仕組みがツールであり、それによりスキルを身につける。それが、教科、さらに授業の外に持ち出される。
教育課程は学校で編成される。学習指導要領は最低基準であり、学校が重点化する。
授業実践とカリキュラムを単元がつなぐ。さらに長期の学校での育成となっていく。
教科等の学びが、その枠を超えて使うようにして、汎用的になっていき、人間形成へとつながる。
学校のすべてはリソースである。指導要領も教科書も同僚も生徒たちも時間も空間も施設設備も地域もである。その配分がマネジメントである。
僕のは場合は、
課題解決もそうだけど(あと対話、協働か)、
アナロジーを使って、知識の構造化・概念化を促すかな。
無藤さんの言葉が本当なら、
学習指導要領がブルーナーの大きな影響の中にあることが分かる。