質的研究の中でも、
教育現場におけるアクションリサーチをやりたいわけで、
しかも実践者による研究しかできないから(僕は外部から現場に行くアウトサイダー/研究者ではないので。)、実践者による研究を読むのが手っ取り早い。


まあ実践研究の参考にする程度かな。
問いの立て方、データ収集法、データの解釈法など。


理論化よりも今ある理論をどう組み合わせて実践するのか。また、その省察が大事だと思う。


リーディング・ワークショップで、子どもたちがすぐ手にとれるところに十分に本があることが重要です。では、どんな本を置くのがいいのか。必ずこれを置かなければいけないということはないけれど、子どもたちの選書や成長を考えるといくつかコツを見出すことができる。また実践研究は、同じ実践をする人たちの参考になるためにもある。だからどんな本を実際に置いて、限られた環境だけど、子どもたちにとってどうだったのか省察することも大切だと思う。


どんな本を置くのかというのは、文脈依存的です。
アトウェルの学校みたいに本を置くスペーズがたくさんあるのか、
日本のせまい教室の限られた本を置くスペースしかないのか、だいぶ違ってくると思う。


僕は知識の本を置くことをほとんど諦めました。たぶん小学生、中学生の本を読み始めて、まだ経験の浅い子たちには、物語をたくさん読む経験が必要だと思うからです。物語に没入する経験の積み重ねによって、優れた古典などに立ち向かう豊な土壌が自然にできるからです。そのために様々なシリーズや著者の本をあるていど、読み抜く経験が必要です。中途半端に知識の本を置くよりも、とても限られたスペースしかありませんので、優先して、子どもたちが夢中になれる読み物を十分に置く必要があると思います。知識の本は、学校図書館に十分にあるから、そこを頼ります。分業です。



クルトレヴィン

ガリレオ型研究。

たくさんの事例はいらない。
ただ一つの事例でいいから丁寧に実践をしデータを集めて、省察することで、たくさんの理論や改善のヒントが得られるのではないかと思います。



実践研究の目的を忘れないように。
よりよい実践のための研究だということ。