読書感想文と読書感想文の教育は違う。
読書感想文も、読書感想文の制度や歴史、読んで書くという視点など、見方、視点によって全然話が違ってくる。
何人かの方の書いたものを読んで、わかったこと。
・ほとんど放置で読書感想文が宿題になる場合、保護者の負担が大きい。子どもたちにとっても。こうやって教えることなく宿題になることが多いのではないか。トラウマになるくらい苦痛だった方もいるようです。違うことだけど、学校でもの凄く苦痛だったことがあるので、気持ちが少し分かる。
・一律強制でやらされることの問題。ほとんどサポートもなく、強制でやらされることの苦痛。
どちらも読書感想文自体の問題ではないと思う。
読書感想文を学校という文脈でどう扱うのかという問題。
コンクールのことなどもふくめると制度や歴史の問題でもある。
僕は茂呂さんの本みたいなところから、原理的に読書感想文のことも考えたいかな。あと哲学的に、歴史的に。