SGI記念提言を読んでいて、信頼ベースやプロジェクトアドベンチャーにも繋がってくるように思えるアーレントの言葉が心に残りました。ケアの哲学にも繋がる。
(真に人間的なものについて)
真に人間的なものは孤立したままでは得ることはできず、「自分の生ならびに人格を『公共的領域への冒険』に委ねることによってのみ達成しうる」と。そしてその冒険は、「関係性の網の目のなかに、私たちが自分自身の糸を紡いでいくということ」であると位置づけました。
「この冒険は人間を信頼することにおいてのみ可能であると申し上げておきたいと思います。つまり、なかなかそれとしてイメージを結ぶことは難しいけれども、根本的な意味であらゆる人間が人間的なもの対して信頼を抱くことです。そうでなければ冒険は不可能です」『アーレント政治思想集成Ⅰ』みすず書房
https://www.amazon.co.jp/アーレント政治思想集成-1__組織的な罪と普遍的な責任-ハンナ・アーレント/dp/462207012X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1485698928&sr=8-1&keywords=アーレント%E3%80%80政治思想


教員の仕事って、有り難いのか、アーレント的なチャレンジだと思う。