ハッティが決定的に大事な一打を放ったことがよくわかった(絶対的ではないけれど、著しく効果的だとされることについては優先的に考えるべきことだと思う。ハッティの研究の弱点もわかったけれど)。ハッティの最初の著作で扱ったことの教師の影響について詳しく説明しています(メタメタ分析なので、どんな研究が他にあるのか知れる。この本の方が教師の影響については詳しいしどうするべきなのかチェックリストがある)。こういうことを言うことはほとんどないけれど僕は最初の本もこの本も教育関係者のすべての人が必読だと思う。
と言うのは、ハッティのようなポジションの人間を他に誰も知らないからです。彼のような視点を提供してくれる人は他に誰が、この地球上にいるでしょうか(僕は誰も知りません)。
学習に何が最も効果的か―メタ分析による学習の可視化◆教師編◆ 単行本 – 2017/6/1
原田信之 (著), ジョン・ハッテイ (著)