一章読了。 自分の考えていることを伝えるというのは、フランキー・シバーソンのリーディング・ワークショップのビッグ・メッセージという取り組みと似ていると思いました。シバーソンは、リーディング・ワークショップのミニレッスン、インディペンデントリーディング、共有の時間のそれぞれに子どもたちに伝えるメッセージをいくつか持っています。 教師は、ビッグメッセージを持っていることが大切だと思います。僕の中にも振り返るといくつかあって、毎年必ず話しているのは、チャレンジバイチョイスというチャレンジするレベルを選べるという話です。これは子どもたちの学校生活の一日中を貫くもので、例えば、給食の時間でも嫌いなものがあっても食べる量、チャレンジする量を子どもたちが決めます(栄養のことなど食育した上で)。この話はすごく大切で子どもたちの安心につながります。 小倉さんのメッセージどれもいいと思うのですが、「提案」しようというメッセージが特にいいと思いました。僕も子どもたちに提案できる子になって欲しいです。 子どもの言葉を子どもに解説してもらうというところがあって、そうだなーと共感しました。正直、子どもたちの言っていることがよくわからないことがあるんです。自分がわからない時は、たいてい、僕と同じようなわからない人がいるんですが、クラスの子たちにはわかる子がいて、説明してもらうとよくわかることがあるんです。

なぜ自分がパタンという言葉を使うのか考えてみた。

僕が仕掛けではなくてパタン(・ランゲージ)という言葉を使うのは、背景にアレグザンダーの思想があるからです。教育の仕掛け学でもいいし、教育のデザインパタンでもいいかとも考えたのですが、やはり教育のパタン・ランゲージなのです。
さっきフランキー・シバーソンとの比較で本を読んでいたのですが、やはり念頭にあるのはパタンなんです。
ということで、「ビッグ・メッセージ」という新しいパタンができました。

 

 

 

 

 

第1章 子どもとかかわる8つの仕掛け [仕掛け①]自分の考えていることを伝える 1 『35+1』 2 『チャレンジ』しよう 3 『提案』しよう 4 『助け合い、認め合い、高め合おう』 5 『あたたかい言葉かけ』を心がけよう 6 『遠慮』せず… [仕掛け②]興味津々「あなたのことが知りたくてたまらない」というメッセージを送る 1 学級のスタート:自己紹介 2 毎日:朝のスピーチ 3 発問と発言は教師と子どもの会話 [仕掛け③]二つの日記で子どもとかかわる 1 三行日記 2 5分間日記 3 学級通信 [仕掛け④]1「×1」を「×35」に広げる 1 一人の発言をみんなに広げる 2 教師の立ち位置 [仕掛け⑤]わたしのうれしいを、みんなのうれしいにする [仕掛け⑥]みんなで力を合わせて問題解決する場面をつくる [仕掛け⑦]子どもの言葉は、子どもに解説してもらう [仕掛け⑧]子どもとの会話を楽しみ、会話で育てる 第2章 教材を開発・吟味する4つの仕掛け [仕掛け①]単元の学習内容をつかむ [仕掛け②]問題解決的な教材研究 1 人の働きに共感する 2 できるだけシンプルに考える [仕掛け③]社会科だからこそできることを考える 1 東日本大震災の教材化の視点 2 実践の概要 [仕掛け④]指導計画を作成する 1 学びの入り口と出口を設定し、大まかに単元をデザインする 2 学習問題を設定する 3 指導計画の仕掛けは縦糸と横糸で仕組む 第3章 学習内容をつかむ4つの仕掛け [仕掛け①]学習指導要領改訂のポイントをつかむ 1 目標を読むと、小学校社会科の学習がわかる 2 社会的事象の見方・考え方は、子どもが働かせるもの 3 中学校への接続・発展を考慮して、「学習内容」の整理・改善を図っている 4 6つの内容について各学年の内容の充実を図る 5 新たな事項を三つ、内容の取扱いに規定している 6 指導方法の見直し [仕掛け②]学習指導要領の読み方を知る [仕掛け③]単元を通して授業をデザインする [仕掛け④]三つの場面を丁寧に取り組む 1 学習の見通しをもつ 2 かかわり合いながら学ぶ 3 まとめる 第4章 想定外を楽しむ 授業づくりは、仕掛け8割、本番2割 1 学習指導要領を読んで、単元構成を考える 2 教材の研究・吟味をする 3 指導計画を作成する 4 第8時「イザ!カエルキャラバン!」 5 「イザ!カエルキャラバン!」とは? 6 第1時~第7時までの授業展開 本番の授業の臨む前に知っておきたいこと これまで学習したことをもとにしながら考える展開をつくる 授業は、子どもの都合でつくる 想定外は想定内、だから授業をおもしろがれる https://www.amazon.co.jp/社会科教師の授業・学級づくり「仕掛け学」-小倉勝登/dp/4491040540

 
読んでいないのですが、教育の世界で「仕掛け」と呼ばれていたようなことは「ナッジ」に入るだろうな。
「ナッジ」という概念の中で「仕掛け」という言葉を使うかな。なぜならこちらは行動経済学の学問の手続きがあるより広い概念だから。仕掛けという教師の経験則だけではなく、他のエビデンスがある学問につなげた方がいいのではないか。
https://www.amazon.co.jp/子どもが育つ学級をつくる「仕掛け」の技術-若松-俊介/dp/431365433X/
 
 
 

メモ 心理学 行動経済学

ちらっと見聞きしてたけど、すごくまとまっている記事。心理学・行動経済学の知見にはちょっと慎重になった方がいいと思うけど、中には残るものもあるのと思う。見極めが難しいけど。
 
ちょうど読んでいた行動経済学の本の理論(プライミング効果とか)にも再現性があまりないということか・・・。効果が思ったよりも少ないみたいなのもこの記事の考察にはあるから、理論によっては、必ずしも存在しないというわけではないらしい。データの捏造は、科学者の良心に照らして絶対にやめてほしい。学問の厳密な手続きを信頼しているわけだから。
 

パタンの記述って大変なので、全部やろうとしたら数十年かかりそう。でもその軽重があって、自分がどうつけているのか言語化するのが難しい。
ファシリテーションのDIVERGENT THINKINGというのがある。これはちょんせいこさんのホワイトボードミーティングだと発散という会議の段階だ。この発散というのは大事で、発散し尽くすことで、多数決とは違うよりよい解に落ち着いていく。その解は一つであるとは限らない。こういうことは、ファシリテーションでも、特別活動で学級会を研究している人たちにも当たり前のことなのかもしれない。
そもそもこのファシリテーションのDIVERGENT THINKINGというのはよりよい会議のために生まれた概念だけど、会議以外の様々な教科で使える重要なパタンだと自分は認識しています。例えば、国語で何か物語を集団で、グループで読もうという場面。そこでの学習活動はブッククラブかもしれないし、音読劇の準備段階かもしれない。ここで大事なのは、書いてることから考えられることを言葉の細部にこだわって、発散し尽くすことだ。中には取る足らない思えるような考えもあるかもしれない。それでも発散し尽くして行くと、考えと考えが統合されて、その集団や個人の解(読み)へと落ち着いていく。これは少し考えてできる読みではない。発散し尽くすからこそたどり着ける解(読み)。
僕はこのDIVERGENT THINKINGを「発散し尽くす」というパタン名として呼んでいて、かなり意識しています。
①このパタンみたいに会議、学級会だけはなく、様々な状況で重ねられるパタンである
②その時の経験の質を決定的に左右するパタンである。
こういう条件を満たすパタンから少しずつ記述していきたい。記述すると自分がもっと意識して確かにパタンを重ねられるようになるから。
振り返ってみて
教育経験の質を決定的に左右するようなデザインパタンってやはりあるよなということを改めて強く感じる。

昨日は10時くらいに就寝だったかな。5時までに起床。

 

僕よりも年代が若い世代の方で大活躍されている方は、

お子さんと一緒に9時半に寝て3時に起きて仕事を始めるみたい。

その中には執筆も入るのだろう。

ストイックですごいなあとか、思いがある時、頑張るタイミングってあるよなとか、いろいろ思うところはあります。

 

MMOやっていた時は11時のフィールドボスを倒してから寝て5時に毎日起きていて、6時間睡眠の日々でした。いい年して仕様もない自分だと思います。

睡眠時間をあまり減らして頑張ろうみたいな気持ちはないけど、もうちょっと工夫すれば、読書とか、書くこととかやれそう。

 

でも今は寝ることと仕事が最も大切かな。その上で休む時は休んで(寝ているのでしょというツッコミはしない)、読書とか書くことも少しずつ進めようと思う。それらは、コンディションやら仕事よりも価値のあるものじゃないから。何を優先すべきか間違えないようにしたい。

20時前くらいに就寝。一度だけ起きて二度寝。4時半くらいに起床。

お買い物行って、麻婆豆腐丼

食べて帰ってきたら、眠くて眠くて・・・。

 

よく眠った感じ。良き。

 

MMOにハマった30代後半だったけど、1年間と半年くらい。

何時にボスをみんなで倒すみたいなああいうゲームはもうやらない。

そういう時間の使い方はもうしたくない。ニノクロもやってよくわかった。